2020年度教育システム情報学会北海道支部学生研究発表会で優秀賞を受賞しました

2020年度教育システム情報学会北海道支部学生研究発表会で優秀賞を受賞しました

 電気工学分野第5学年の嶋村拓海さんが,2021年3月5日に開催された2020年度教育システム情報学会北海道支部学生研究オンライン発表会において優秀発表賞を受賞しました。

 この賞は2016年度から本校の学生が5年連続受賞しており,電気工学分野千田研究室の学生としては4人目の受賞となります。

 発表タイトルは「中学校新学習指導要領における双方向コミュニケーションを伴うプログラミング学習が可能なスマートハウス型教材の開発」です。

 2021年度から中学校のプログラミング学習では,「ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミングによる問題の解決」が求められます。

 そこで本研究では,照明や暖房器といった家電モデルを遠隔から制御するスマートハウス型教材を開発しました。

 この教材では,制御用QRコードブロックを用いて家電モデルの動作を制御することができ,学習者は家電をどの様な条件で動作させるかをグループ内で検討しながら,双方向コミュニケーションを伴うプログラミングについて理解を深めることができます。

 嶋村さんの論文は下記サイトより閲覧できます。

「教育システム情報学会」

https://www.jsise.org/society/presentation/2020/01_hokkaido.html

実験室から研究発表をする嶋村拓海さん

スマートハウスモデルのシステム構成

スマートハウスを制御するためのQRコードブロックの例

スマートハウス型教材の装置一式