本校教員の研究が2020年度研究成果最適展開支援プログラム「A-STEP」に採択されました

本校教員の研究が2020年度研究成果最適展開支援プログラム「A-STEP」に採択されました

 本校電気工学分野 佐川正人教授が取り組む暴風雪の観測装置開発に向けた研究が、国立研究開発法人科学技術振興機構の2020年度研究成果最適展開支援プログラム「A-STEP」に採択されました。

 この研究は、気圧の変化を測定し、どこで暴風雪が起きているかを観測することで、暴風雪に対する通行止めの範囲や時間の短縮、新型コロナウイルスの救急搬送を妨げる可能性を抑えることができるものです。

 「A-STEP」は大学や公的研究機関等で生まれた科学技術に関する研究成果を国民経済上重要な技術として実用化、研究成果の社会還元を目指す技術移転支援プログラムで、2020年度の公募では、with/postコロナにおける社会変革への寄与が期待される研究開発課題等が対象となりました。

 佐川教授は今回の採択について『これからは「防災」「減災」を考える時代。今回の暴風雪の研究を含め、協力してくださる企業があればぜひ一緒にやっていきたい。』と意気込んでいます。

電気工学分野 佐川 正人 教授