4月7日 (木)、本科4年生約150人を対象に、十勝管内大樹町を拠点に民間のロケット開発を行うインターステラテクノロジズ (IST)の創業者である堀江貴文氏を招き、「これからの宇宙ビジネスとキャリア」をテーマに講演を開催しました。
講演では、世界情勢を絡めながら宇宙ビジネス(ロケット産業)の重要性など、堀江氏自身の体験談をもとに語られました。
堀江氏は、講演の中で「道東を拠点に工場を増設するが、そのためには人が足りない。高専の皆さんが学んでいることはロケットに必要な技術。ロケットの製造に一から関われるチャンス。」と述べ、さらに「一緒に働く仲間を待つ。」と高専生の技術力の有用性を語りました。
質疑応答では、「10年後どんなものが発展していると思いますか?」という問いに対し、「未来予想はムダ。その時のトレンドに反応し、行動していくことが重要。」と、行動することへの大切さを伝えながら答えました。
講演に先立ち、釧路高専電子工学科を2020年に卒業した IST社員、山口蒔史さんが学生時のエピソードを織り交ぜながら会社の業務内容を説明しました。
〇受講した学生の感想
・現在4年生であり進路を迷っていたが、これから発展するものに目を向けるきっかけとなり、進路選択においてとても参考になる講演だった。(4E 小林)
・自分はロケット部の副代表であり、ロケット産業について知ってはいたが遠い存在としていた。しかし、堀江氏の「行動を起こせば実現できる」という話を聴き、ロケット産業についてより身近に感じることができた。( 1K 早川 )
宇宙ビジネス(ロケット産業)について語る堀江氏