本校学生が釧路しんきん地域貢献表彰を受賞しました

本校学生が釧路しんきん地域貢献表彰を受賞しました

本校創造工学科電子工学分野5年堀内そらさんが「釧路しんきん地域貢献表彰制度」の学生部門「学生調査研究奨励賞」を受賞し、令和5年1月31日(火)に行われた表彰式において、釧路信用金庫様から副賞の盾と報奨金が授与されました。
堀内さんは、近年、食産業や養殖産業の発展と共に品質管理が重要視されており、非破壊検査技術が重要であることに注目し、レーザーラマン散乱分光法を用いて、魚の栄養成分の分布測定を行いました。この実験により得られたデータを分析すると、魚の栄養成分を可視化できることがわかったこと、得られたデータは複雑で更に研究や開発が必要であること、という今後の課題について発表されました。
受賞理由には、レーザーラマン散乱分光法を食材に用いたユニークな点、釧路を代表する魚を題材として取り上げた郷土色あふれる研究内容が審査員から高い評価を得られ、満票で採択されました。
堀内さんは、受賞の喜びとともに、地元の産業である漁業のよりよい未来と暮らしのために引き続きこの研究を引き継いでほしいと述べられました。  
おめでとうございます。

右から釧路信用金庫理事長森村好幸氏 堀内そらさん 卒業研究指導教員の大前洸斗講師
※撮影のために一時的にマスクを外しています。