半導体工学概論を開講しました!

半導体工学概論を開講しました!

 北海道内における半導体関連産業の活性化や半導体人財育成の加速化を踏まえ、本校においても、第4学年を対象とした授業科目【半導体工学概論】を開設し、令和5年12月4日(月)に第1回目の講義を行いました。

 半導体は様々な分野が関わる応用的な領域であることから、全分野(電子工学・電気工学・情報工学・機械工学・建築学)の学生から履修希望があり、当日はオンデマンドで受講する学生を含め、約60名の学生を対象に講義が行われ、半導体と社会の関係を学習したり、半導体の基盤「シリコンウエハー」を実際に手に取ってみるという体験をしたりすることができました。
 また、報道各社の取材も入り、昨今の半導体に関連する機運の高まりを感じさせる中での講義となっていました。

 講義を担当した、創造工学科電子工学分野大前洸斗講師からは、「半導体に興味があって本科目を選択した学生が集まっていた。身近にある半導体がどういったものなのか知りたくて受講した、就職活動に活かしたい等の意見があり、学生は皆、熱心に授業に参加していた。将来、ますます市場が拡大する半導体関連産業に貢献していって欲しい。」との感想が述べられ、今後の半導体人財育成を進める上で、非常に有意義な講義となりました。  

半導体工学概論の様子

シリコンウエハーを手に取る様子