釧路高専では、本校教員が、小中学校を訪問し科学等についての実験や講義を行い、児童・生徒に「科学技術の面白さ・大切さ」などを経験・理解してもらい、興味・関心と知的探求心の育成を図ることを目的に、出前授業を実施しています。令和6年8月は以下の2つの学校で出前授業を実施しました。
8月27日(火)釧路町立富原小学校クラブ活動(4~6年生)
テーマ 「コンクリートでつくる人気キャラクター」
講 師 創造工学科(建築学分野)教授 鈴木 邦康
教育研究支援センター技術職員 吉田 周平
8月29日(木)別海町立別海中央中学校(3年生)
テーマ 「建物の強度 ~形状の違いによる比較~」
講 師 創造工学科(建築学分野)教授 鈴木 邦康
8/27 釧路町立富原小学校「コンクリートでつくる人気キャラクター」の様子
出前授業を受講した児童・生徒からは
「5分、10分ですぐ固まってしまうセメントがあることが分かった」
「まがるコンクリートなどちょっとかわったコンクリートがいんしょうにのこった」
(釧路町立富原小学校・コンクリートでつるく人気キャラクター)
「同じ材料でも変えることで強度が変わることは、身近によくあるものなのに今日の実験をしてみると、更に学ぶことが出来ました。」
「自然災害がとても増えているので、地震や台風、つなみに強い建物などを学んでみたいです。」
(別海町立別海中央中学校・建物の強度)
など、印象深かったこと・さらに実験をしてみたいことなどについて感想をいただきました。
9月は釧路・十勝管内の7つの小中学校で、ペットボトルロケット、プログラミング、データサイエンスや空中コマなどの実験を盛りこんだ出前授業を実施予定です。