2024年11月29日、本校は、ベトナム中部の名門ズイタン大学(以下DTU)と、学術交流を目的とした覚書(MOU)を全国の高等専門学校として初めて正式に締結いたしました。この調印式は、両校の未来を切り拓く記念すべき一歩として開催され、DTU副学長であるグエン・ヒュー・フー博士、本校の大塚友彦校長をはじめ、両校を代表する教職員が出席しました。式典では、両校が協力して学術研究や学生交流を推進する意義について話し合われ、近い将来、専門学科や分野で具体的な交流を検討することが約束されました。
調印式の様子
※ズイタン大学は、ベトナム中部のダナン市に位置する、同国で最も高い評価を受ける私立大学の一つです。
QSアジアランキングやタイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)ランキングといった世界的なランキングにおいて上位に評価されています。
また、「国際的な教育水準」として、ABET(Accreditation Board for Engineering and Technology)の認定を受けており、世界基準での教育の質が保証されています。
調印式の様子2
大塚友彦校長は、「DTUと釧路高専の包括的協力協定を通じて、両国の学生の異文化理解を促進するとともに、彼らの専門スキルの開発をサポートしたいと考えています。この覚書は、両校の学生と教員の交流のための有意義なプラットフォームを提供します。このイニシアチブが将来のエンジニアと研究者の育成に大きく貢献することを願っています。」と述べました。
調印式の出席者で記念撮影
この覚書で本校は、 DTU と以下の活動で提携することとしました。
• 研修と研究における学術交流の促進
• 学生、教員、スタッフの交流の奨励
• 互いの意見を尊重しながら、自由、平等、相互利益の原則に基づいた友好的な交流の促進。
これを機に、学生や教員の交流を含むさらなる協力活動を行うことが期待されます。