2024年12月、釧路市立新陽小学校から、第2学年国語授業の協力の依頼を受け、本校佐藤潤准教授が、新陽小学校に訪問し、児童たちが考えたロボットのアイデア発表に対して感想を述べるという特別な授業に参加しました。
児童の発表の様子
訪れたのは、単元名 『ロボット』という物語を学ぶ国語の授業。児童たちは、「新がたロボットで人びとのみらいをすくえ!」をテーマに、自分の考えるロボットを、ワークシートにまとめたことを発表しました。児童は、高専教員に自分の考えたロボットについて伝えるために、明確な相手・目的意識を持ち学びを深めていきました。
発表されたロボットには、災害が起きた時に人を助けるロボットや、足や目が不自由な人を助けるロボット、空を飛んで困っている人を見つけ助けるロボットなど、想像力に溢れるとても素晴らしいアイデアが並びました。
感想述べている佐藤准教授
ロボットは、「人型にしたのは、助けられた人が安心するから」や「たくさんの人を一度に素早く助けられるように1トンも持ち上げられるようにした」など、細かいところまで考えられており、佐藤潤准教授は、子供たちが発表したロボットのデザインや機能に感心しながら一人一人に感想を述べた他、ここをこうした方がいいかもよとアドバイスをおくり、どんなことからヒントを得たのか等の質問をしました。質問をされた子供たちは、緊張しながらも、自分の考えで立派に答えていました。
児童が書いたワークシート(左)と本校の学生が書いたコメント(右)
コメントを書いてくれた本校の学生
子供たちが書いたワークシートに対し、後日、本校の学生が感想を添えて、子供たちに渡しました。
今回の交流は、児童はもちろん、高専教職員、学生の学習意欲の向上のきっかけとなる貴重な時間となりました。