10月31日(金)、セブン銀行株式会社AI・データ戦略部の齊藤慎吾氏を講師として、創造工学科5年情報工学分野を対象に、生成AIの活用に関する講演会を実施しました。
同講演は、セブン銀行と本校の天元 宏教授との共同研究の一環として行われたもので、AIを活用した実例として需要予測、故障予測や、その他にも生成AIによる業務効率化などの具体的な事例が紹介されました。
齊藤氏は、開発成功の鍵として、「業務を深く理解し、活用のポイントを絞り込む」ことの重要性を強調。
また、技術進展の速さから「継続的なキャッチアップが不可欠」であるとし、技術面だけでなく法律面や評判といったリスク管理の徹底も呼びかけました。
講演の合間には、「お金に関わるAI活用方法」「AIエージェントの構築」といったテーマでグループディスカッションを実施し、参加した学生たちからは「生成AIの具体的な事例が分かり、今後の勉強になった。」との声が上がりました。
本講演は、学生たちにとって、実務に直結する最新技術と倫理・リスク管理を学ぶ貴重な機会となりました。
