この滞在記は、本校から派遣した2名の専攻科学生が2012年8月末に渡欧し、本格的な留学生生活を開始した9月からの3ヵ月間の留学体験をとおして色々感じたフィンランドでの生活、学校生活などを語って頂く滞在記です。
今週も English Foundation course の講義を受けました.「ニュースサイトから,好きな記事を選び,講義で発表する」という宿題が出されていたので,しっかりと準備をしました.しっかりと用意してきたにも関わらず,うまく喋ることができなくて焦りました.しかし,先生にはしっかりと読み取っていただけて,「こういうことだよね?」と私の発表を手伝ってくれました.先生は「それぞれの国でアクセントや発音が全く違うから,それらも聞き取れるようにならなければならない」とおっしゃっていました.結局,日本人で発表したのは私だけでしたが,すごくいい経験ができました.また,講義中も先生が学生に問いかけることが多く,それらにも積極的に応えるようにしています.私は間違うことも多いですが,先生がしっかりと訂正してくれるのでとてもわかりやすいです.最近は「恥ずかしい」という気持ちを捨てました.
これからは,もうほぼ英語漬けの生活を送りたいと思います.具体的には英語の勉強に割く時間を多くし,計画的に学習していきたいと思います.また,宿題が多く出されているので少しずつ,しっかりとこなしていきたいと思います.留学生や先生に「どうしたら英語のスキルを向上させることができるか」を尋ねてみると「映画を観る,音楽を聞く,まずはリスニングをできるようにする,本を読む,そしてとにかく喋る」ことが重要であると教わりました.これらのことを少しずつ実践していきたいです.
Finnish の講義では,簡単なフィンランド語を習いました.「私は五十嵐優太です.日本から来ました.」をフィンランド語で言うと「Mum nimi on Yuta. Ma tulen Japanista.」となります.新たな言語を学ぶことは新鮮でとても楽しく感じました.
プロジェクトは,担当教官の方が変わり,ようやく先へと進めそうです.来週には,その担当教官の方とランチをしながら,今後のことについて話す予定です.私は,先日申し上げたようにCCNAを学び直し,コンピュータネットワークについて調査し,最終報告したいと思っています.また,CCNAの学習も進んでおり,毎週出されるModule Examをしっかりとこなしています.
交流面では,体調があまり優れなかったので,外出することは控えました.しかし,講義が終わった後も,他の留学生と積極的に話したりしています.英語はまだ全くできませんが,少しずつ,コミュニケーションがとれるようになってきたかなと思います.これから,ますます寒くなるので,体調管理には十分気をつけたいと思います.
(訳者注釈 : 英語ができるためには,たくさん英語に触れることが必要ですね.映画でも,音楽でも,本でも,その人が興味を持って長く続けられる方法が,その人に合った英語学習法だと思います.留学すると生活のほとんどが英語になるので,大変でしょうけれど,力はつくと思います.
フィンランドは冬に向かって夜が長くなるため,体調管理が難しい季節になっていくのでしょう。休むときはしっかり休んで,また活動を再開してもらいたいものです。
今週は忙しかったため,写真はないそうです.)