2013年3月25日（月） 2021年3月5日（金）更新 発表会 研究・産学連携

ICTを用いた再生可能エネルギーの研究成果を学生が学会で報告

　独立行政法人国立高等専門学校機構釧路工業高等専門学校（以下、釧路高専）の川村淳浩機械工学科准教授が研究代表を務め、平成24年度、総務省より受託した「ICT（情報通信技術）を用いた北方型住宅向け再生可能エネルギー活用システムに関する研究開発」における研究成果の一部について、研究を補助した学生によって下記のように学会報告をおこないました。本研究開発は、北海道大学や(株)アクト（帯広市、内海洋代表取締役）らと共同で獲得した競争的研究資金「総務省戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)　」の委託研究によるもので、厳冬期の北海道太平洋沿岸東部地域（道東地域）に恵まれる日射エネルギーを暖房・給湯を含む住生活で有効活用するために、平成24年度は各要素技術開発をおこなっておりました。

・発表１

表題：エネルギー自立式北方型住宅の暖房・給湯システムに関する研究（アクティブ室内環境制御システムの製作）
発表者：松岡　岳（機械工学科５学年）
発表日：平成25年3月9日（土）
発表場所：社団法人日本機械学会北海道支部学生会第42回学生員卒業研究発表講演会（旭川市ときわ市民ホール）
発表概要：要素技術開発のひとつである「アクティブ室内環境制御システム」における“模擬放熱器及び制御システム”の開発状況について報告しました。

・発表２

表題：エネルギー自立式北方型住宅の暖房・給湯システムに関する研究（日射計測とエネルギー利用のためのシミュレーション）
発表者：堀　敦壽（機械工学科５学年）
発表日：平成25年3月9日（土）
発表場所：社団法人日本機械学会北海道支部学生会第42回学生員卒業研究発表講演会（旭川市ときわ市民ホール）
発表概要：要素技術開発のひとつである「太陽熱供給（暖房・給湯）システム」における“日射計測と太陽光発電及び太陽熱利用のためのシミュレーション”の開発状況について報告しました。

・発表３

表題：北方型住宅における太陽光利用のための実験教材の開発
発表者：服部　匠真（電気工学科５学年）
発表日：平成25年3月11日（月）
発表場所：2012年度教育システム情報学会学生研究発表会（千歳科学技術大学）
発表概要：要素技術開発のひとつである「ハイブリッドストレージ太陽光発電システム」における“太陽光発電電力と実験住宅消費電力”の測定解析結果について報告しました。

お問い合わせ先

　釧路高専機械工学科准教授　川村淳浩
　TEL：0154-57-7299（直通）／FAX：0154-57-5360（共用）