本校では,国立高等専門学校機構とタイ,王立キングモンクット工科大学ラカバン校(KMITL)との間で結ばれた学生交流に関する包括協定に基づき,昨年からKMITLと釧路高専との学生交流に関する調整を続けてまいりました。
この度,平成25年度中の学生交流に関する詳細取り決め(MOU)の締結を前提に,本年5月から1か月の予定でタイ,KMITLの学生4名をはじめて受け入れました。
タイからの初めての留学生は4名の男子学生で,KMITL国際部の職員1名の引率により,平成25年5月1日朝,釧路空港に到着しました。
バンコクから約6時間のフライトで成田に到着,さらに羽田から釧路へ移動。タイは今が夏で,日中は気温が35度もありますが,釧路は当日5度程度で寒い風が吹いておりました。4名の学生は30度の気温差も感じさせないほど初日から元気に活動を開始しました。
この滞在記では,4名のタイ交換留学生が2013年5月1日に釧路に到着してから,寮生活や学校生活を立ち上げて,1か月の留学体験をとおして色々感じた日本の生活や学校生活などを語って頂く滞在記です。初めに,この滞在記を立ち上げるにあたって,交換留学生で釧路に来ました4名の紹介をします。
タイ人の名前は長くて発音が難しいのですが,生まれた時に両親がつけてくれたニックネームを普段は使うそうです。ニックネームでお呼びください。
建築学専攻。昨年は東海大学に短期留学していたそうです。個人的な旅行を含めると今回で4回目の日本。4名の中では一番賑やかです。
通信工学専攻。4名の中では一番口数が少なくおとなしい学生です。
通信工学専攻。昨年はアメリカに短期留学していたそうです。にぎやかで楽しい学生です。
機械工学専攻。Bigというニックネームは生まれた時に5kgあったからとか。いつも笑顔で4名とも仲良くやっています。
岸校長と記念撮影。後ろの女性は留学生引率のKMITL国際部職員,ケムソン女史。