8月(8/2)の活動記録

8月(8/2)の活動記録

 今回は,ピタゴラ装置の発表会(コンテスト)でした。本校は試験期間中のため,学生のサポートがありませんでしたが,なんとか,7グループとも発表にこぎつけることができました。
 作品は,みんなとギャラリーとして保護者の方々にも見てもらいました……。


発表会の始まり始まり

「ついに第2回ピタゴラ装置発表会でしたね」
 → 今年のルールでは,必ず1度は上へ動きを伝えなければなりません。どんな工夫がみられるか楽しみでした。
「休んでいる子がいて,フルメンバー5人のグループからたった1人で調整しているグループまで様々でしたね」
 → ところが,1人で調整していたグループが,みんなの投票でダントツの大賞になりました。
「受賞の理由は何でしょう?」
 → 前回でほとんど完成させていたという点でしょう。どのグループもアイデアはすばらしかったのです。しかし,発表までにどれだけの作業時間があるのかをふまえた作品になっているわけです。
「ものづくりのむずかしさといったところでしょうか」
 → そうです。しかし,下の感想に見るとおり,みなさんが,その中から様々なことを学びとってくれているようで,うれしいです。
「各グループの4ヶ月の取り組みに拍手!」


大賞作品


みんなで手際よく分業して,準大賞!


毎回の任数不足をはねのけて,準大賞!

午後の放課後活動報告

 夏休み工作の相談を2件受けました。秋からはじっくりと,冬休み工作をはじめませんか?または,算数,数学のさきどり勉強なんてどうですか?

 クラブ活動は第2シーズンに入ります。
次回,9月6日(土)9:30〜12:30は,
シリーズ第1弾「コミュニケーションを科学する」

8月(ピタゴラ装置コンテスト)の感想です。
(上段:装置作りで学んだこと,下段※:今日の感想)

小5男子
1人でやるよりもグループでいっしょにやる方がすごく楽しかった。みんなすごいアイデアを出してた。
※みんなといろいろなアイデアを出しながら作っていくのが楽しかった。

小5男子
時間のたいせつさ,いがいとむずかしいこと。
※あともうちょいやればかくじつにできたと思う。

小5男子
アイデアを考えているだけでなく,それをちゃんと実行できるかどうかを学んだ。自分だけでなく,ほかの人と協力することで,できないこともできるようにするのを学んだ。なるべく時間内に作業をできるようになった。
※練習では手を使わず,ゴールまでいけたけど本番では一度だけ使っちゃったのでざんねんでした。

小5男子
ビー玉を上に上げる所が何度も苦せんした。人数は少なかったけど,最後まで完成してよかった。計画してたのとが少しちがったが成功した。
※本番は成功しなかったけど,練習の時に成長してよかった。

小5男子
使いかたしだいでいろいろなものがおもしろくなると学んだ。
※きんちょうした。

小5男子
1.自分で考えたアイデアで自分で作ることができた。2.まだ3ヶ月?4ヶ月しかあってない人でも,協力すればピタゴラ装置が作れることがわかった。3.少し人にたよってた事があったから,少しでも自分でできる事をやればよかった。
※他のグループの発表を見て,もうちょっと自分で工夫できることがあったと思った。

小5男子
きょうは2人だったけどかんせいのところまですこしいけた。けいかくしてきょうりょくしてまなんだ。
※ピタゴラスイッチがかんせいしなかった。あとすこしでかんせいだったのにタイムオーバーだった。

小6男子
1.アイデアは,うかんでくるのですが,それを形にするのがとてもむずかしかったです。2.自分とはちがう考えをみんなもっていて,それを組み合わせることで,良いものができ上がったと思うので,グループで作業するのは大切だと思いました。3.今日はび調せいだけで,あまり大きな作業はしませんでした。なので,もう少し装置をつけ足してもよかったと思います。
※2.で書いたように,みんなで考えを出し合って,良いものができたと思うので,今日Bグループが,ぼく1人しかこなかったのは,とても残念です。

小6男子
いろいろうまくいかない時もあったけど,ほかの人にアドバイスしてもらったり反対にアドバイスしたりしてよりよいものをつくれてよかった。うまくいかなくてもそれをつぎにいかせればいいと思った。
※コンテストの時にハプニングがあったけど一おうゴールできてよかった。

小6男子
・アイデアは少したくさん思いついたけれど,作業をすると思っていたより難しい。・グループでの作業は,大勢いた方がやっぱりいい。分担をしてすれば,短時間でできる。意見が違うときなどは,リーダーなどがいるとできる。・3ヵ月(3回)では,少し時間がたりなかった。アイデアを作業にするのが簡単でも,時間がないとあまりできない。
※本番ではビー玉がレーンから落ちてしまったけれど,そのほかが成功したから,よかった。丸棒けずりは,上手にできたと思う。

小6男子
1.アイデアは簡単に出せるけど,作ることは,自分が考えていたよりもむずかしく,大変なことだと感じました。2.協力して作業することはグループで活動するときに一番大切だとあらためて感じた。3.計画はしっかり立てられたと思う。
※上手くできなくて,少しくやしかった。もう1度やり直したいと思いました。

小6男子
・もう少し自分のしかけの所でスピードを落とせばよかった。・協力の大切さ・計画があまくて自分もギリギリになった。・もう少し自分の計画を立ててはやくに終わらせればよかった。・もう少し自分にアイデアがあればよかった。
※とまってしまった。

小6男子
最初はふざけてても,やっているうちにしんけんになってくる。
※今回のピタゴラ装置は,100%は実現できなかったけれど,しんけんに楽しくやれたので,ピタゴラ装置にまんぞくできたと思う。

中1男子
仲間と協力することの大切さ。
※自分たちの思うとおりにできたと思う。

中1男子
1.アイデアはたくさんあったけれど作るとなるとそう簡単にはできないことをやってみて改めて学んだ。2.一人一人ではできていたけれどそれぞれを合わせてグループとしての作品にするむずかしさを学んだ。3.もっと時間があったら…ということがたくさんあったので作る時間の見通しをもつ大切さを学びました。
※今回は,前半の最後として,全員そろわなかったけれど,いい感じにできたと思った。後半からもがんばっていきたいです。

中1男子
・アイデアは出たが,それをひとつにするのが大変だった。また,それを作るのも大変だった。・少ない人数だけど,協力できた。
※最後に時間がなかったので,もっと計画性を持ってやればよかったと思いました。

中2女子
1.出したアイデアを形にするには,もっと細かい所まで考えなければいけないことを学んだ。2.もっと,「グループ」として活動すればよかったと思う。ほとんどが「個人作業」みたいな感じになっていたので,自分からいろんな人とやってみたほうが良いと思った。3.だいたいの図を書いただけでスタートしてしまったので,必要な材料など,書き出せば良かったと思った。
※上手く動かなくて悔しかったです。さいしょにどのビー玉を使うとか,どんな寸法にするとかをきちんと決めておけば良かったです。この反省を,いろんなことで生かしたいと思います。

中2男子
新しいことをやって,100%できるわけはなく,失敗して,どんどん,うまくなっていく。今回,私が体験したのは,ビー玉を糸とつなげて,回す物でした。次のしかけに伝えることができなく,高さや回し方によって少し変わるので,テクニックが大切だと思いましたが,私も人間なので,そんなにパーフェクトでやることはできませんでした。ですが,「もうすこし回し方を変えるとできたかもしれない」と今でも思います。なので,もうこうかいがないようにしていきたいと思います。
※今回の活動で,私が学んだのは,グループで作業するときのコンビネーションです。自分がこうしようと考えていても,相手にうまく伝わっていなければうまくできません。どれだけうまく相手に伝えられるかを自分の今の力が確かめられました。