研究発表会を開催しました(2月10日開催)

研究発表会を開催しました(2月10日開催)

平成28年2月10日(水)に,釧路高専で定期的に開催している学内の研究者による研究発表会を開催しました。

講演題目: VRとストレス指標を用いた建築設計プロセスに関する研究発表者:馬淵 大宇(建築学科助教)

*** 研究内容 ***
ものづくりの領域では,これまでの製作者・利用者の枠組みを超えて,両者がコ・クリエーション(共同創造)する取り組みが注目されています。建築設計においても利用者の視点を取り込むさまざまなアプローチが試みられてきましたが,コ・クリエーションとして十分とは言えませんでした。
そこで,発表者は,建築設計の過程に「VR(Virtual Reality)」を導入し,VR中の利用者の「ストレス指標」(医療・生理心理分野において身体の状態を評価する重要な指標)を判断することにより,設計者(製作者)と利用者が共通認識に立ってリアルタイムに設計改善ができる建築設計手法を開発しました。本発表では,以上のその成果を解説し,建築設計におけるコ・クリエーションの可能性をご紹介しました。
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今後の研究発表会も随時こちらに掲載いたします。

申込・問合先

釧路工業高等専門学校 総務課研究協力室


研究発表会の様子