令和6年12月20日(金)釧路高専にて「半導体デバイス製作実習教育に関する研修会(FD)」を実施しました。
この研修会は、北海道地区4高専半導体人材育成連携推進室と釧路高専が連携して行ったもので、COMPASS5.0半導体分野 拠点校:佐世保高専、ブロック拠点校:旭川高専、実践校:鶴岡高専・和歌山高専・米子高専、協力教員所属校:仙台高専・茨城高専から計8名の教員が参加しました。
午前は半導体デバイス製作実習と起業家工房(Otanoshike BASE)の見学、午後は装置見学、各校での半導体教育の事例紹介、今後の半導体人材育成の展開に関するディスカッションが行われました。
参加者からは、「学生が意欲的に授業に参加している姿が印象的でした」「設計、作製、評価までを授業の中に組み込むこと自体もすごいと思いましたが、同時作業できない学生に演習をさせるなどよく設計された授業だと思いました」「各校の取り組みについてよく把握することができました」等の感想がありました。
拠点校 佐世保高専の半導体人財育成の取り組みやミニマルファブを活用した実習等の紹介をはじめとして、ブロック拠点校の旭川高専・釧路高専からは北海道での半導体教育の事例紹介等を行いました。仙台高専からも装置や半導体教育の紹介が行われ、活発な意見交換がなされました。
今後も高専での半導体人財育成のさらなる発展を目指し、教育連携を促進していきます。
【新聞報道】
・令和7年1月8日(水)北海道新聞14面
開講挨拶の様子
自己紹介の様子
半導体デバイス製作実習(工程説明)の様子
半導体デバイス製作実習見学の様子
装置見学の様子
各校での半導体教育の事例紹介の様子
人材育成に関するディスカッションの様子
北海道地区4高専半導体人材育成連携推進室HP:https://www.k-semicon-hokkaido.jp/