半導体デバイス製作実習教育に関する研修会を行いました

半導体デバイス製作実習教育に関する研修会を行いました

 令和8年3月23日(月)・24日(火)旭川高専にて「半導体デバイス製作実習教育に関する研修会(FD)」を行いました。
 この研修会は、昨年に引き続き北海道地区4高専半導体人材育成連携推進室と釧路高専、旭川高専が連携して開催したもので、本校 創造工学科電子工学分野 井戸川 槙之介准教授が講師を務め、全国の6高専(COMPASS5.0半導体分野 拠点校:熊本高専、ブロック拠点校:旭川高専、実践校:苫小牧高専・富山高専、岐阜高専、北九州高専、協力教員所属校:八戸高専)から計7名の教員と技術職員が参加しました。

 本研修は、昨年釧路高専で実施した教職員研修会の意見を反映し、釧路高専で開発した半導体作製教材の他高専展開のモデルケースとして実施しました。研修では、実際に製造装置を動かし、半導体の設計・前工程・後工程を2日間にわたり、自らの手で体験をしていただきました。
 1日目は、レイアウトソフトを用いた回路設計、設計データをもとにしたフォトリソグラフィー、配線のエッチングを行い、前工程を体験していただきました。2日目は、1日目に作製したチップの特性確認、ダイシングやワイヤーボンディングの後工程を行いました。
 研修は、それぞれの作製過程で用いる実験装置の特徴や、授業の際のポイントなど質問や意見交換を交えながら行われ、参加者からは、「研究だけでなく、授業・実験として半導体を作製するためのノウハウを学ぶことができ、今後の自校および自身の課題が明確になりました。 また、多くの高専の状況を把握することで、自校の現状についても理解を深めることができました。」や「実際の授業や実験を見学させていただける機会があれば、自校で取り入れる際のイメージがよりしやすくなると感じました。」といった感想や意見があがりました。
 今後も高専での半導体人財育成のさらなる発展を目指し、教育連携を促進していきます。

【メディア報道】
 ・令和8年3月23日(月) NHK北海道「ほっとニュース北海道」18:00~
 ・令和8年4月1日(水) 北海道新聞デジタル「全国7高専教員、旭川で半導体製造学ぶ ラピダス進出で技術者不足 各校で教育に活用」
 ・令和8年4月2日(木) 北海道新聞15面(旭川・上川版)

設計

ワイヤーボンディング

測定