いじめ防止に関する特別講演を実施しました

いじめ防止に関する特別講演を実施しました

 令和7年6月23日(月)、本科第1~5学年を対象に国立高等専門学校機構理事長特別補佐の本江哲行氏を講師として、いじめ防止に関する特別講演を実施しました。
 この講演会は、いじめが被害者・加害者ともに精神的・身体的に大きな苦痛が伴うことを理解し、学生のいじめ防止への意識向上を図り、いじめ・ハラスメント・人権について学生が主体的に考えることを目的に実施したものです。
 当日は、「いじめは何故発生するのか?防ぐにはどうしたらよいのか?」をテーマに、いじめをしている側と受けた側の心身状態や、いじめによって与える影響について講演していただきました。
 本江氏は、「いじめ行為で自分と相手の人生(進路)が変わる」と語り、「いじめを防ぐためには自己コントロールをすることや、他人との比較・他人への否定をしないこと、また、SOS発信をすることなどが大事である」と学生に伝えていました。
 講演後は大槻学生主事から、「今日の講演を踏まえて、自己認知(自分を知る・振り返ること)によって、学生ひとりひとりが自己コントロールできるようになり、みんなで学校を安全な場所にしていきたい」との話がありました。
 学生からは「いじめが起こる原因やメカニズムについて、深く考えることができた」や「いじめに対する対処法を学ぶことができた」との感想があり、いじめについて考える機会となりました。

講演の様子