出前ものづくり体験教室(音更町)

夏真っ盛り・・・のはずが、昨日、一瞬ストーブを焚いてしまったクシローネです。

今回は、昨日8月3日(木)に音更町生涯学習センターで実施した「出前ものづくり体験教室」の様子をお届けするよ♪

内容は、5月13日(土)に実施したお馴染みの「マインドストームNXTを使ったロボット作り体験」と「PICプログラミングで曲を作ろう!」だよ。
(参考記事)「マインドストームNXTを使ったロボット作り体験」(H29.5.15)

PICって何かな?
実は、PICをはじめとした電子回路は、みんなの生活にすごーーーーく関連しているものなんだよ。そのあたりを解説するね。

この「出前ものづくり体験教室」は音更町教育委員会との共催事業で、平成23年から継続して実施しているんだって。今年で7回目だね。

参加者は、地元音更町の小中学生14名!
釧路高専からは、情報工学分野の先生5名と技術職員1名が講師として参加したんだ(*^-^*)

「挨拶をする釧路高専の先生たち」

さて、「PIC」の説明なんだけど、Peripheral Interface Controller(ペリフェラル インターフェイス コントローラ)の略称であり、マイクロチップ・テクノロジー社が製造しているマイクロコントローラー(制御用IC)製品群の総称なんだ。

「今回使用したPICライター」

上の写真の電池の上にある小さい部品に、パソコンを接続して、様々な命令(プログラミング)を入力するんだよ。

例えば、「光る」「動く」「音を鳴らす」「止まる」などなど。これらの命令をいくつも組み合わせることによって、機械が様々な動作をするんだ。

日常的な例を紹介するね。

テレビ、パソコン、冷蔵庫、エアコン、除湿器、ゲームといった日常家電や、自動車、鉄道、航空機といった乗り物、ロケット、人工衛星などの最先端科学技術まで、電気を使う全てのものにPIC等のICが組み込まれているんだ。

今回、みんなに体験してもらったのは、「音を鳴らす」という作業だ。
ただ音を鳴らすのではなく、コマを回すと童謡や人気POPミュージックなど、好きな曲をプログラミングすることができるんだ。

さあ、うまくいくかな。

「パソコンを使ってプログラミングをする参加者」

「音符をプログラムに組み込むんだ。」

「さあ、完成したらコマを回してみよう♪」

PICでプログラミングを体験した後は、マインドストームNXTを使ったロボット作り体験だ。

「木製の積み木を動かすぞ!!」

「ありゃっ!!失敗!!!」

最後は、参加してくれた一人ひとりに修了証書を配布するぞ!!
これで、みんなもプログラミングマスターだね!?

「修了証書を受け取る参加者」

「最後はみんなで記念撮影だー!!!」