ボンジュール♪
クシローネです。今日はフランス語で登場してみました。
日本だけにとどまらず、いろんな世界を訪れてみたいクシローネです。まずはイタリアかな(笑
さて、本日のブログは「松橋社長」。
そうわれらの大先輩、松橋社長です。
(「松橋社長」と聞いてピン!と来た方は、オイラのブログのファンだね☆)
先日、セブン銀行社長 松橋先輩、そして社員さんがいらして釧路高専で講演をして下さったんだよね。
3年前の講演を聞いた時から、松橋社長の大ファンのオイラ。今回もとっても楽しみにしていたよ。
本日のお題は「エンジニアがリードするセブン銀行 ~テックによる産業再構成~」。
どのようなお話をきけるのかな。
「「銀行」と名乗っているけれど、「銀行」=「ITサービス産業」なんです」と冒頭で語りだした松橋社長。
今では当たり前にあるコンビニのATM。
すでに当たり前なことも、少し前までは非常識だったんだよね。空を飛ぶ、手のひら(スマホ)で買い物、車の自動運転、少し前までは「ありえなかった」時代。
世の中は常に変化し続けていて、社会の「あったらいいな」という非常識を、IT技術を活用して形にし、新しい未来を創造してきたセブン銀行。金融業の常識を覆し、24時間稼働ATMを開発し、コンビニに設置、社会に受け入れられ今では当たり前、なくてはならない存在となったATM。
「サービスを提供する事業者として、ユーザーが幸せを感じる高度なサービスを提供する責任がある」、と強く語られていたね。
「セブン銀行」の存在意義・企業理念を体現しているんだなぁと思ったよ。
そしてこのATMを生み出した松橋マインドは、釧路高専で学んだことや高専生活の日々が繋がっているんじゃないのかな。
ATM開発には釧路高専5分野の技術を網羅していること、高専生時代は、勉強(研究と座学)に趣味(SF小説読書やプログラミング)、そしてアルバイト(接客・コミュニケーション)と、様々なスキルを身につけたと話して下さった松橋社長。そして社会人になっても、一生学ぶ姿勢は持ち続けていて、自己成長し続けることが大事で、この継続の先に自身の存在意義が見えてくるよ、と。
もちろん、学生時代の無我夢中で研究開発をしてスキルを身につけて社会に出たけれどたくさん失敗もしたし、以前勤めていた会社でも多額の損失を出しちゃったという失敗談も。
かけてしまった損失は仕事で結果を出して損失を返上したってことも、とことん挑戦し続ける、やりきる姿勢があらわれたんだろうね。
そして「自分は目標を掲げて取組むタイプではない」と話されたこと、意外だったなぁ。
これまでのキャリアを築いていく過程で、目標というものはなかったっていうんだよ!!
なぜなら、これまで多くの成功者が放ってきた言葉に、「目標を持つこと」ということを目にしてきたんだよね、オイラ。
だから、仕事をするにあたり「目標」は必須かと思っていたら、拍子抜けしちゃったよ。
しかし、続きがあったんだ。
「目標を定めることが全てではない。今の自分を見極めて、一歩一歩着実に、ちょっと目の前のこと、先の事を見ることが大事だよ。」って。
松橋社長は「目標」という明確なものではなく、ステップを踏んでスキルを上げていった結果、今の立場になったんだね。
一年前の自分に胸を張って今の自分を見せられるかを意識して日々を過ごしているんじゃないのか。
今のオイラ、去年のオイラに胸を張れるかな・・・。
この講演会の聴講対象は、1年生・2年生が主だったんだ。
セブン銀行のATMはこれからも進化をし続けていて、1・2年生が卒業研究するころ、一緒に次世代ATM開発の研究を一緒にしたいね、と嬉しいお誘いの言葉もいただけたよ。
講演会には新聞記者さんも取材にきていて、講演会後、学生に感想を聞いていたね。
「松橋社長の話を聞いて、勉強への意欲があがってきました。」と話していたね。
講演会の後は、希望者による座談会も行われて、松橋社長ほかセブン銀行さんの社員さんを囲んで、ざっくばらんな歓談をしたんだよね。
実はオイラ、3年前の講演の時のメモを今も持っていてその時に記したのが
「多様な業界の知識が多様なビジネスに役立つ → 知のネットワーク創りをライフワークに」と走り書きしているんだけど、今回も同じことを話されていたんだ。
自分の領域に留まらず、周辺にも目を向ける、交流を広げることで世界が広がる、と。
知の結合を実践した先にイノベーションが生まれるよ、と語ってくださったのかな。
多くの学生が今回も松橋社長のお話をきっかけに、モチベーションがあがったんじゃないかな。
「視座」を高く、これからの高専生活を送りたいね!!
そして、翌日は場所を変え、くしろ市遊学館へ!!
この日は、セブン銀行、遊学館、釧路高専でイベントをやったんだよね。
全国のセブンイレブンで無料配布している絵本「森の戦士 ボノロン」シリーズの大型絵本読み聞かせと釧路高専科学実験ショーを行ったんだよね。
絵本は、小さい子供が読むもの、と甘く見ちゃだめだよ~。
今回読み聞かせをした絵本の物語には「工夫」という言葉が登場してたんだ。
問題が起こった時、「工夫」して解決していこう、というストーリーだったんだよね。
問題解決できる力を身につけるために、日々高専生は自己成長していきたいね!!
続いて科学実験ショーでは、液体窒素を使ったショーが行われたね。
マイナス196℃の液体窒素、バラやバナナ、ゴム状のボール、膨らませた風船、LEDランプを浸してみたね。
それぞれの変化に、見学者さんたちは驚きの表情をみせてくれたよ。
おいらは、膨らんだ風船を浸した時の変化が、想像と違っていて印象に残ってるなぁ。
この科学実験ショーでも、「工夫」が見られたよ。
どうしたら、見学者の人たちに興味をもって見てもらえるか、試行錯誤を繰り返していた高専生たち。
午前の部の実験反省を踏まえ、午後の部はとってもスマートにショーをこなしていたね。
こういった失敗と挑戦、小さな努力の積み重ねが大きな自信に繋がるんだね。
これからもTry & Learn の精神で励もう!!