施設紹介~実習工場~

こんにちはー、クシローネだよ。

今日は久しぶりの施設紹介!ということで「実習工場」に行ってきたよ♪

 

お邪魔しまーす  パタパタ

おー「ものづくり」しそうな雰囲気が漂っているね。

お、早速第一マシーン発見!

これは「レーザー加工機」だ。
レーザーを使って紙やプラスチックなど、様々な素材を加工することができるんだ!

これが実際にレーザー加工機で加工されたもの。
下にあるのは定規で、アクリルの板にレーザー加工機で目盛りを浅ーく彫刻したんだ。
右下には僕の顔が描かれているね(^^)嬉しいな♪
直線だけではなく、曲線もお手の物☆
ちなみに、レーザー加工機は色付けまではできないから、そこは手作業で行っているよ。

上にあるのはゴム印。ゴムまで加工できるとは、ビックリだぁー☆

こんなものもあったよ!
紙を加工したものなんだけど、とても繊細に切り取られているね!
定規で測ると大体3cmくらい!
これはね、模様や文字をPCでデザインしたものをデータ化し、それを使って数十ミクロンの細部にわたって精密に削り取ることができんだ。でも本当は削っているのでなく、レーザー光として放たれる高密度エネルギーで不要部分を瞬時に蒸発させているの。すごいよね。
レーザー加工機はこんな細かい作業までできちゃうんだ!

続いてのマシーンはこちら!

「マシニングセンタ」略して“MC”って言われている!
工作物を取り付けたままの状態で、穴あけや研削など様々な加工が一台でできる多機能型数値制御工作機械だよ。分かり易く言うと「センサー付きコンピュータによる自動制御の切削機械」。プログラム通りに、しかも寸法精度を維持するように自動補正してくれる優れものだから、加工中は見ているだけでいいんだって。それだったら僕でもできちゃうね。

隣にはひとまわり大きいマシニングセンタが♪
さっきのマシニングセンタは縦、横、高さの3軸方向のバイト(刃物)を移動させて工作物を加工するんだけど、こちらはそれに2軸の回転運動を加え、計5軸で加工するんだ。だから人間の顔など、複雑に凸凹した形状に切削加工できるんだ。

例えばこれが、5軸のマシニングセンタで加工したもの。
最初の3軸マシニングセンタだと、途中で機械を止めて工作物の向きを直さないといけないんだけど、この5軸マシニングセンタはその必要がないので、止めることなく一回でこんな複雑な形に加工できるんだ。

マシニングセンタのような多機能型数値制御工作機械は、数工程の加工を要する部品でも、一度プログラムを作ってしまえば、あとはボタン一つで何個も作ることができるので、自動車のエンジン部品など、同じものをたくさんつくる場合にとても威力を発揮するんだ。だから、新築の家一軒買えるくらい高額なんだけど、大きな会社は持っているんだ。

さて、今回はレーザー加工機とマシニングセンタについて紹介したけど、実習工場にはまだ紹介していないエリアがあるんだ。そこはまた今度紹介しようかな♪

では、今日はここまでー。