釧路地域高等教育機関連絡会主催の共同SD研修会を実施

どうも、こんにちは!
クシローネだよ!

明日から、また3連休だね。
今週はずっと天気が良かったので、連休も晴れならサイコーだね!!
なに?天気予報は雨・・・
しょぼん(´・ω・`)

さて、気を取り直して、本日、釧路地域高等教育機関連絡会主催のSD研修会が釧路公立大学で実施されたんだ。

釧路地域高等教育機関連絡会って何?
これは、今年の4月に発足したもので、釧路市内の4つの高等教育機関(釧路公立大学、北海道教育大学釧路校、釧路短期大学、釧路高専)が連携して、教育研究の振興と地域社会の発展に寄与することを目的に設置されたんだ。

今回のSD研修会は、4機関の初めての共同作業!!
どんな、内容だったかな?

それでは、詳しく見てみよう!!

SD研修では、講師に長野県の私立松本大学の住吉廣行学長をお招きして、「地域における人材育成-地方創生と大学等の役割-」と題して、講演会が開催されたんだ。
参加者は4機関合わせて50名ほど。

講演の中で、住吉学長は地方大学の果たす役割としての地域貢献活動について、松本大学での実践例を中心に紹介したんだ。

その中で、特に印象に残ったのは、スポーツ健康学科において、地域の「健康づくり」を支える「人材育成」をテーマに、「健康運動指導士」を育てるといったもの。
実は運動指導と経済効果には、相関があって、健康づくり教室に参加した方は、そうでない人に比べて20%ほど医療費がかからないというデータがあるんだ。
地域の医療費の削減、健康福祉政策の充実を図りながら人材育成ができる・・・一石三鳥だね。住吉学長は松本大学で育てた健康運動指導士の様な人材が全国に普及すれば、劇的な効果が出るだろうと仰ってたよ。

そうした人材育成のおかげもあってか、卒業生の80%が地元への就職を果たしているんだそう。

他にも様々な地域貢献活動の例が紹介されたんだけど、
松本大学のスゴイところは、最近の文部科学省からの「問題解決型授業」、「アクティブラーニング」「PBL型教育」といった通知がある前に、もう既に実践していたところだね。

釧路高専も見習わないとね!!

そんな様な内容で、初の釧路市内4機関の取り組みとしては、刺激のある有意義な取り組みになったよ。


「講演いただいた住吉学長」