デザコン2018in北海道速報!!

どうも、こんにちは!
クシローネだよ!!

デザコン2018に関わったみなさま。本当にお疲れさまでした!!
怒涛の2日間でしたね。

ボクも応援に行ったんですけど、すごい盛り上がりと熱気だったね!!
全国とモンゴルから高専生が集まって、たくさんの人が大会に参加したんだ!!

それでは、早速お知らせするね!!

デザインコンペティションの競技は5つの部門に分かれている。

まずは、空間デザイン部門。
課題は「発酵する空間、熟成する空間」ということで、歴史ある生活空間を利用し、今後も長く使われる空間をデザインしていくというもの。
高専生のアイデアが活かされた面白い作品がたくさんあったんだ!

その中でも、ボクが目についたのが米子高専の「集落まるごと町役場」
昔からある歴史ある街並みをそのまま町役場にしてしまおうという発想。そこには生活空間やお店やカフェといったものも共存する。町役場の先にはなんと漁港まで存在する!!
すぐにでも町興しに使えるようなおもしろい発想だったんだ。プレゼンも分かりやすい動画なども交えて、良い発表だったよ。
そのアイデアを評価されて最優秀賞を獲得したんだ!


「空間デザイン部門で最優秀賞を獲得した米子高専の作品」


「釧路高専の「おせっかい市場」は惜しくも受賞ならず・・・。でも、空中に浮いた居住スペースのデザインが秀逸!」

つづいて、構造デザイン部門。
こちらの課題は「より美しく、より強く」ということで、銅を素材にした丈夫で美しい構造の橋を作って、競い合うんだ!
最優秀賞はこれまた米子高専で「麗瓏」
2部門で最優秀賞をとるなんてすごいね!!
競技は一日目に測量と計量。厳しい審査基準のためか、審査に時間がかかり、2時間ほど時間がオーバー!たいへんだったね。


「こちらは釧路高専の三角君。面白いデザインだね!!」

さあて3部門目は「創造デザイン部門」
テーマは「地方発信!“脱・横並び”」
地方再生の名のもとに行われる横並びの都市開発ではなく、地域資源を利用した付加価値の高いビジネスモデルの提案を競うものだよ。

「福祉と農園」をテーマに園児と高齢者による農業振興のアイデア、駅前の高齢者宅を下宿として活用するアイデアなど、感心するアイデアがたくさん!!
ちなみに最優秀賞は明石高専の「杉板を焼いて黒くする!ビジネス」。
でも、どれも良かったよ!!


「こちらは石川高専の「下宿から始まり駅に向かう」発想が素晴らしい!!」


「岐阜高専の「福祉×農園~園児と高齢者の愉しい農業~」」

さあ、4部門目は「AMデザイン部門」
テーマは「スポーツ支援アイテム開発」
2020年のオリンピック・パラリンピックが開催されることから、3Dプリンタによる造形技術を活用した生涯スポーツを支援するような作品を創るもの。
最優秀賞は津山高専の「Tリーグファン養成ギプス」
今すぐにでも商品化できるような素晴らしい作品だったよ。


「AM部門発表の様子。」

最後はプレデザコン部門。
こちらは高専3年生まで限定のデザインコンペティション。
将来のデザコン出場を前にした前哨戦。ポスター展示を行い、来場者の投票で各賞が決まる。最優秀賞は明石高専の「泊まれる本屋Ⓡ」
来年度以降も期待できそうだね!!


「ポスター作品を見学する参加者」

さあて、ざっと部門を紹介したけど、詳細は公式HPを見てね!!

忙しかったけれども、楽しく充実した2日間だったなあ!!
みなさまお疲れさまでした。