学習支援センター特進クラス

ある放課後、廊下を歩いていたら、何やら声が聞こえる・・・
熱い・・・
何をしているのだろうか?

ちょっと覗いてみると、黒板に何やら数式のようなものを書いて、学生が説明しているぞ!!

面白そうなので話を聞いてみると、学習支援センターの「特進クラス」だ。
学習支援センターは以前ブログで紹介したSSLの他に、「特進クラス」があって、より高度な内容の学習を希望する学生に対して実施されているんだ。

それでは、詳しく見てみるね♪

「特進クラス」は数学を通して、技術者に必要な「自ら考え、調べ、議論し、説明する」を学ばせ、自らアイディアを創造できる学生を育成することを目的としているんだ。

今回参加している学生は9名。1年生6名に2年生3名だ。

黒板に書いて説明している学生は1年生。
まだ授業で学習していない課題に対し、今持っている理論や自ら学んだ知識を基に解を出し、説明しているところなんだよ。

2年生から質問が出る。「数列を使ってないんじゃないか?」
1年生が自分の言葉で答える。
もちろん、まだ習っていない範囲だ。
でも、きちんと解けているようにも見える。
先生から「最後の回答は∑記号で表せる?」と。
難しい顔をする1年生。

ボクには何が何だか理解できないが、学生たちの間では、様々な表情から充実した雰囲気が感じられた。

「数式を説明する1年生」

「特進クラス」は週2日、月曜日と金曜日の放課後に開催されている。
参加の条件は数学の成績が80点以上で、他の科目で赤点がないこと。

成績が良いという条件よりも、学生たちのモチベーションが高いことに感心させられる。

自らの意思で参加した学生たちは、週2回の特進クラスに加え、市販の通信添削教材を使い、東大や京大といった超難関大学を目指す普通高校の受験生たちと点数を競い合う。

8月1日に東京で開催された「数学甲子園」の予選に参加した学生もいる。
決勝まで進む予定なので、予選の様子は写真を撮ってこなかったのだとか!?
甲子園球児みたいだね(^^♪
結果が出るのが、8月22日頃そうだ。良い結果が出るといいね!!
さらには、1月に開催される数学オリンピックへの出場も視野に入れているそうだ。

良い技術者になるには、特進クラスの目的にもあるように「自ら考え、調べ、議論し、説明する」ということなんだね。
うん!感心だなあ~。きっと良い技術者になるんだろうな~。ボクも少しは見習ってがんばろっと!!