「ロボコン」本番直前取材

どうもこんにちは!

本日は、10月22日(日)に開催される「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2017」北海道地区大会に向けて準備をしている「ロボット研究会」のメンバーに直撃取材だ。

本番直前で、1分1秒の時間が惜しい中、快く取材を引き受けてくれたぞ!!

「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト」通称「高専ロボコン」は今年で30周年を迎える。
今年のテーマは「大江戸ロボット忍法帳」
1チーム2台のロボットを駆使して、相手の風船を割り合うというもの。
風船はロボットに5個ずつ、本陣に10個ずつ取り付けられ、相手チームの本陣またはロボット2台の全ての風船を割ると勝利になるんだ。
風船を割るための「秘密道具」も使用することができて、どのように相手の風船を割るか・・・まさしくアイデア対決の原点に戻ったテーマ設定だね。

さて、釧路高専の「ロボット研究会」の活動だけど、今年は期待できそうだよ♪
この10年、北海道地区大会での優勝が1回となかなか結果が伴わないことに危機感を覚え、部員の意識改革を進めてきたんだ。

顧問の千田先生は「オフシーズンをいかに過ごすかが大事。本番が近くなってバタバタするのではなく、年間を通してひとつのことに真剣に取り組む必要がある。また、限られた時間をいかに集中し有効に使うか。技術や知識を確実に身につけようと考え,手を動かした学生だけが、次のシーズンで活躍できることを証明してほしい。」
と、部員の意識の変化に注目していたよ。

そんな、「ロボット研究会」の練習風景をボクが見てきたので、紹介するね。

ロボコン会場を再現するには、ある程度の場所が必要で、10月に入ってから毎日体育館で練習しているんだ。体育館は運動系のクラブが使用しているので、使用できるのは夜20時から。
体育館に入ると、体育系のクラブ活動と見間違えるぐらい、大声でロボットの動作確認や作戦指示が行われ、流れるような動きで作業をしていたよ。
ロボットも俊敏に動いているし、これはほんとに期待が持てそうだね。

それでは、ロボット研究会の5年電子工学科 阿部龍生さんにインタビューしてみよう!

「こんばんは。本番で時間がないところごめんねー」
阿部さん「こんばんは」
「今年の手応えはどうかな?」
阿部さん「今回は出来が良いので、相手のロボット次第だけど、練習の成果が本番で出ればと思います。優勝を狙っています!!」
「今回のロボットの特徴を教えてくれるかな?」
阿部さん「すいません。ロボットの特徴は本番まで秘密にしたいんです。今回は相手のロボットがどういう動きをするのか、情報戦なので・・・ロボットの写真もNGでお願いします。」
「なるほど、そういうことならOKですよ!!本番が楽しみだね。毎日練習してるの?」
阿部さん「そうですね。放課後はロボットのトラブルシューティングを行い、20時から22時まで体育館でロボットを動かして、実戦を想定した練習を行っています。」
「準備から後片付けまで時間が限られてるから計画的に練習しないといけないから大変だね。今年は高専祭とロボコン地区大会と日程が被ってしまい、残念だったね・・・」
阿部さん「そうなんです。5年生なので今年が最後だったから参加したかったなあ・・・」
「そうだよね・・・。でも、みんな応援してるから、良い結果を残せるよう頑張ってください!!期待してるよ。」

「毎日、夜遅くまで活動に取り組むロボット研究会の学生。笑顔がステキ(^O^)/」