建築学分野西澤岳夫准教授が平成29年度永年勤続表彰式で表彰されました

クシローネです!
どうもお疲れさまでございます。

さて、本日は11月27日(月)に実施した平成29年度永年勤続表彰式で表彰された創造工学科建築学分野の西澤岳夫准教授について紹介するね。

西澤先生は平成9年5月に釧路高専建築学科助手として採用され、現在に至るまで20年間釧路高専で勤務しているんだ。

表彰式では、校長先生を始め副校長及び建築学分野長が出席し、西澤先生の功績を称えたよ。
西澤先生からは「釧路高専の置かれている状況は年々厳しくなっているが、健康に留意して、これからも学生に真摯に接していきたい」との感想があったんだ。

それでは、この機会に西澤先生について紹介するね。

西澤先生は、北海道東部を対象に、明治から昭和初期にかけて建てられた歴史的建造物や、当時の街並みに関する調査研究を行っており、まさに地域に密着した研究者なんだ。

最近では「北方先住民族住居を用いた実践的教育プログラムの開発」と題し、アイヌの伝統的な住居建築である「チセ」をモデルとした建築物を学生と手造りで建設し、宿泊体験を兼ねた環境測定を行うといった研究を行っているんだ。真冬に行われた宿泊研究では、氷点下14度の中、薪の炎で一晩を過ごすということも・・・。

その他学外の委員としても、戦争遺跡に関する調査研究委員や国泰寺跡保存整備計画委員会委員等など、精力的に活動しているんだ。

道東地域の史跡や歴史的建造物に興味のある人は西澤先生に話を聞いてみると面白いかもね!!

「永年勤続表彰式の様子」

「トイチセで羽を休めるタンチョウ」