第75回図書館朗読会を開催しました

どうも、クシローネです!
毎日寒いね~♪
でもガンバロー!

さて、今回は本日11月30日(木)に実施した第75回図書館朗読会について紹介するね。
読み手は化学を教えている近藤浩文先生だ。

選んだ作品は、太宰治の「津軽」。
調べてみると、「津軽」は、1944年(昭和19年)に刊行された作品で、主人公の津島修治が故郷の青森県に旅行で帰ることになり、かつて、3歳から8歳まで自らの子守をしていた(密かに母と慕う)越野たけに30年ぶりに会いに行くという自伝的小説なんだ。

近藤先生が読んだ部分は、たけが住んでいる小泊村に向かうところから始まり、たけを探したが見つからず、あきらめて帰ろうとしたところ、タケの家で面影のある子供と出会い、たけと再会するところまでだ。

近藤先生は語り掛けるように読み、主人公のタケに対する思いや会えない時の感情や風景が胸に染み入るような朗読会となったよ。

そうした心情を察してか、朗読の後に引き続き実施された吹奏楽部の演奏会では4年機械工学科の新沼凜太郎さんが「もみじ」と「恋はみずいろ」をテナーサックスで演奏し、そのビブラートの効いたメロディーは聴く人のこころを和ませていたよ。

ちなみに「恋はみずいろ」とは釧路市で夕方5時に流れているあの曲だ!

最後に一つ宣伝を。
釧路高専吹奏楽部は毎年定期演奏会を実施していて、今年は12月17日(日)釧路市民文化会館大ホールで14:00に開演するよ!前売りで高校生以上400円、中学生は300円なので、時間のある人はぜひ来てね!!

「太宰治の津軽を読む近藤先生」

「定期演奏会の準備で忙しい中演奏してくれた4M新沼さん」