公開講座 村上春樹の文学~「世界の終り」と「ノルウェイの森」~を実施しました

こんにちは。
今年の釧路は例年になく雪が多いね~!
通勤・通学大変だけど、事故のないよう、みんな気を付けてね~♩

さて、今回は公開講座のお話。
以前のブログ(平成29年9月20日)でも取り上げたけど、村上春樹の文学~「世界の終り」と「ノルウェイの森」~と題した公開講座について紹介するよ。
講師はおなじみの小田島本有教授。

4回に分けて、釧路市生涯学習センター(まなぼっと)で開催されたんだ。

1回目 9月16日(土) 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)
2回目 10月14日(土) 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)
3回目 10月28日(土) ノルウェイの森(上)
4回目 12月2日(土) ノルウェイの森(下)

取り上げた作品は、前半の2回が「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド(1985年発行)」後半の2回が「ノルウェイの森(1987年発行)」。
どちらも30年以上前に発行された作品なんだけど、未だに全世界で人気があり、特に「ノルウェイの森」は、世界で1,000万部以上も発行されているんだって!!
すごいなあ・・・。
ノーベル文学賞の候補にあがるだけのことはあるなあ・・・。

講座では、小田島先生が小説の一部を取り上げ解説するといったスタイル。

受講者からは、「自分では気付かない部分を取り上げていて新たに気づくことができ良かった。」「内容の解説が非常にわかりやすい。人間関係、心理描写など、とても丹念にストーリーを追っている。」「30年前に読んだ「ノルウェイの森」を再読でき、楽しく聞くことができた。」といった感想が述べられ、みんな満足そうにしていたよ。

古い作品だけど、当時読んだ感想と、今読んだ感想は当然変わってくるものだし、いつの時代にも読まれ続ける名作なんだなあとしみじみ思ったよ。

ボクも20年ぶりに読み返してみようかな。

次の公開講座の作品として受講者からは、北海道出身の渡辺淳一さんの作品やノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロさんの作品を望む人もいたよ。

次の公開講座はどの作品がテーマになるかな?ボクも楽しみだよ。

「講義を行う小田島先生」

「全4回の講座を終えて、修了証書を受け取る受講生」