高専機構紀理事が来校

どうも、こんにちは!
クシローネですよ!

ついに、3月に入りましたね!今年度もラスト1か月!!
ラストスパートで行きますよ~♪

今回は、昨日2月28日に高専機構の紀理事が来校した件について報告するね~!

理事とは?
全国に51ある高等専門学校を統括する独立行政法人国立高等専門学校機構本部に置かれる役員のことなんだ。
谷口理事長の下、6人の理事がそれぞれの事務分掌を担当する。
紀理事の担当するのは「研究・産学連携、情報システム」だ。

それでは、行ってみよーう!

まず、紀理事が「高専の新しい未来を切り拓くために~断絶的環境変化に立ち向かう~」と題して、釧路高専教職員に対し講演を行ったよ。

講演の中で、「断絶的変化」という聞きなれない言葉を使った理由として、これからの時代に起きる変化は「連続的」なものでなく、不連続、飛躍的な変化が起きる可能性があるとのこと!

そうした変化に対応することが必要で、紀理事はダーウィンの『最も強い者が生き残るのではなく、 最も賢い者が生き延びるでもない。 唯一生き残るのは、変化できる者である』という言葉を引用して、断絶的な変化に対応できるような組織にしていこうということを述べていたよ。

また、「SWOT分析」という分析手法を用いて、高専の内部的な要因の強み・弱み、外部的な要因の強み・弱みについてそれぞれ説明したよ。

結論として、弱みを乗り越え、高専の強みを磨いていくためには、レベルの高い「パラダイム=思考の枠組み・価値観・自身の物差し」をもつこと。つまり、自分の信じているパラダイムが唯一正しいと思うことで時代に取り残されるのではなく、世の中は、あらゆる関係性で成り立っており、それは常に変化しているという原理を受け入れ、常に自己革新していける考えをもつことが重要なんだって。

ふむ~。分かったような気はする。具体的に何をするか・・・?過去に縛られず、個々人で何ができるか・・・。まずは、考えることから始めるかな!!


「教職員向けに講演する紀理事」

次に、校長、副校長、センター長等を対象に「ブロック研究推進ボード主導による研究推進加速化と外部資金獲得へ向けての取組みについて」と題して、意見交換会を実施したよ。
紀理事は、各高専の外部資金獲得状況の資料を示し、外部資金獲得が多いということは社会から必要とされているかどうかの指標にもなると述べ、釧路高専に対し、一層の共同研究等の外部資金獲得を促していたよ!

今日はここまで!!