こんにちは、クシローネだよ。
今日は、教職員向けに「ハラスメント防止に関する講習会」が開催されたので、聴いてきたよ。
今回の講習会では、講師として合同会社友歩 代表 上前拓也 さんに来ていただいたよ。
なんと、上前さんは釧路高専の卒業生なんだって!
さて、「ハラスメント」というのは、他者に対する発言・行動等が本人の意図には関係なく、相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたり、不利益を与えたり、脅威を与えることを言うんだって。
「セクハラ」や「パワハラ」という言葉はみんな聞いたことがあると思うけど、実はハラスメントには、40種類以上あるらしいんだ。
僕が気になったのは「ハラスメントハラスメント(略称:ハラハラ)」だ。ちょっとしたことに対してすぐ「ハラスメントだ!」ということらしいんだけど、こうなるともう、どう行動したらいいかわかんないね^^;
学校現場で起こるハラスメントといえば代表的なものに「アカデミックハラスメント(アカハラ)」というのがあるよ。教員がその立場を利用して学生に嫌がらせをすることを指すんだ。
こういったハラスメントを起こさないために、上前さんに3つの大事なことを教えてもらったよ。
1 適切なフィードバック
例えば、学生が持ってきたレポートを直すときに、いきなり否定から入るのではなく、まず肯定から入る。その後、レポートの直すべきところを指摘(フィードバック)し、最後にまた肯定する。
2 命令にならない指示の仕方
お願いしたい作業を、What(なにを)、why(なぜ)、how(どのように)行うか具体的に指示する。
3 きつい口調にならない話し方
「~して」ではなく「~してもらえる?」という風にきつい口調にならないようにする。
確かに、この3つが守られていればハラスメントを受けたと感じにくい気がするね^^
また、ハラスメントに発展しない良好なコミュニケーションも大事ということだったよ。
しっかりコミュニケーションをとって信頼関係ができていれば「ハラスメントだ!」ということも少なくなるね。
学生のみんなが気持ちよく学校生活を送れるよう、僕たち教職員が気をつけないといないんだね。