新任教員紹介 一般教育部門 細見先生

どうも、お疲れさまです♪
クシローネです!

ついに、明日から新学期が始まるね♪
今日は、昨日に引き続き新任教職員紹介第3段!
創造工学科の細見佳子先生を紹介するね。
担当は、法学、現代社会(地理)、専攻科の技術者倫理だよ。

それではさっそく行ってみよーう♪

「細見先生 よろしくお願いします。」

細見先生「よろしくお願いします。」

「ようこそ釧路高専にお越しくださいました。細見先生は出身はどちらですか?」

細見先生「出身は関西で、大学卒業後、英会話学校で働いていました。その後、大学院で勉強を続けて、釧路に来る前は、九州大学法学研究院で研究員をしていました。」

「なるほど、釧路高専に来ようと思ったきかっけは何ですか?」

細見先生「きっかけは、知り合いの先生に釧路高専で教員の募集があるよと勧められたことです。私にとって、北海道、特に釧路のイメージがとても良かったことも、きっかけの一つです。釧路ゆかりの作家である原田康子さんの『挽歌』が好きで、何度も読んでいたので、いつかは釧路に来たいと思っていました。」

「釧路高専のイメージはどうですか?」

細見先生「高専の学生は優秀だというイメージがあります。そのような学生たちに授業をするのは、とても楽しみですね。」

「そうですね。細見先生の研究分野って何ですか?」

細見先生「法哲学という分野です。法理学とよばれることもあります。簡単に言えば、「法とは何か」「正義とは何か」「法律家はどのようなことをしているか」というような事について哲学的に探究したり、法思想を研究したりする学問ですね。」

「うーん。なるほど、分ったような、分らないような・・・。」

細見先生「正義論について言うと、アメリカのジョン・ロールズという有名な哲学者が、こんなことを言っています。例えば、ケーキを何人かで分けるときに、ある一人だけにケーキを切る役と分ける役の両方を与えると、どうしてもその人が大きなケーキを選んでしまうという不公平が生じるけれど、ケーキを切る人が最後の残りを選ぶというふうにすると、等分にケーキを切るから、制度的にもうまくいくよね・・・といったような内容ですかね。」

「なるほど。よく分かりました!話は変わって、釧路に来てやってみたいこととかはありますか?」

細見先生「旅行が趣味なので、色んなところに行ってみたいですね。阿寒湖・摩周湖・知床や函館。釧路では和商市場の勝手丼も魅力的です。」

「いいですね。釧路には独特のソウルフードもたくさんあるんで、ぜひ食べてください。」

細見先生「実は、もう、釧路の蕎麦とザンギ、釧路ラーメンはいただきました!」

「早いですね~♪ 最後に釧路高専の学生に向けてひとことお願いします!」

細見先生「高校と大学の違いは、高校だと正解がある問題が用意されているけれど、大学では、唯一の答えがないものに対して、解答を見出し、相手をどう説得していくかが求められると、よく言われます。高専も高等教育機関なので、このようなスキルと思考方法が求められると思いますし、これが身につくことによって、創造力が高まると思います。一緒に頑張りましょうね!」

「細見先生、ありがとうございました~!」


「元気で明るく、ノリの良い細見先生。好感が持てるなあ。」