第81回朗読会

どうも。こんちはー!
クシローネです♪

本日は、月イチの朗読会の日。
第81回朗読会についてお知らせするね。

読み手は一般教育分野社会科の細見佳子准教授!
作品は宮本輝の「錦繍」

それではいってみよう!!

細見先生は関西出身ということで、同じく関西出身で芥川賞作家の宮本輝さんの作品を選んだとのこと。

細見先生が言うには、関西では、授業の中でも関西弁のイントネーションで本を読むこともあるんだって。作品の冒頭部分を関西弁で披露してくれたよ。楽しかったなあ。

さて、「錦繍」という作品。
これは、離婚した夫婦が10年後に偶然、蔵王のゴンドラ・リフトで出会い、それがきっかけで両者の間で手紙をやり取りするといった、書簡のやり取りで構成された作品なんだ。

細見先生は元妻から元夫にあてた手紙を臨場感豊かに表現してくれたよ。

小田島先生の講評では、手紙を通して元夫婦のわだかまりが溶けていき、やがてお互いの幸せを祈りながら、本当の意味での別離へと向かっていく・・・といった大人の恋愛というか男女の情を感じさせてくれる良い作品だといったようなことが述べられていたよ。

学生のみんなにはまだ早いかなあ?でも、いつかは分かる時がくると思う・・・と講評は結ばれたんだ。

次回は、7月19日(木)読み手は一般教育部門の谷先生。乞うご期待!


「「錦繍」を読み上げる細見先生!」