分野別説明会を実施!

こんにちは~♪
クシローネでーす!

本日は、7月23日(月)に1年生を対象に実施された分野別説明会についてお知らせするね。

みんなも知っているとおり、釧路高専では、1年次は共通教育で教養系科目を中心に全員が同じカリキュラムなんだけど、2年生に進級するまでに、自分の進むコース・分野を選択しなければならないんだ。

あらかじめ分野を決めている学生もいれば、まだ迷っている学生もいると思うけど、そんな分野選択の一助とするためにこの説明会が開催されたんだよ。

それでは、説明会の様子をお届けするね♪

 最初は、機械工学分野から。分野長の高橋(剛)先生が説明してくれたよ。


 機械工学分野は、日本人の働く人の4人に一人は機械系エンジニアに携わっているというデータにもあるように、なくてはならない技術であると同時にそれだけ学ぶ範囲も広い。熱力学、流体力学、機械力学、材料力学といった4力学のほかに、機械材料や、製図、情報系の学問まで幅広い技術を習得できる。
 その結果、様々な業種の企業からの求人があり、自動車、航空産業といった機械系のほか、薬品、化粧品、食品加工などなど、職業選択の幅が広がるよ!
 また、機械工学分野は先生や先輩学生との交流も盛んで、4月には新2年生を歓迎するウェルカムレクリエーションも実施されたんだ。


「説明を行う機械工学分野 高橋(剛)先生」
 次に、情報工学分野の説明。説明者は情報工学分野長の天元先生。


 情報工学分野は、全国的にも珍しい情報工学に特化したカリキュラムを組む。
例えば、プログラミング、ネットワーク、UNIXといった知識を低学年で学び、高学年では、ビックデータ、クラウド、人工知能(AI)、データサイエンス、IoT、VRなどなど、みんなも聞いたことがある今流行の最先端の知識まで修得することができる。
 5年間じっくりと勉強することができるので、アプリやゲームが好きな学生とかにはうってつけだ!!


「情報工学分野の説明をする天元先生」

 

 つづいて、電子工学分野。説明者は高電子工学分野長。


 電子工学分野は、センサー、電子回路、マイコンといった電子基盤に関することを中心に勉強するほか、その基盤を動かす電気工学分野、プログラミングなどを行う情報工学分野の知識まで幅広く勉強することができる。
 これらの知識は、人工衛星、自動車、ビル、エレベータ、ロボット、電化製品、コンピュータなどなど、あらゆるものを創っていくのに必要なんだ。
 そんな基礎的な知識を身に付けた電子工学分野は4年生で行う「工学課題実験」や「卒業研究」で造る作品がおもしろい。ジュークボックス、歩く電子看板、クレーンゲームなど、学生の発想によってどんなものでも産み出すことができる。楽しそうだね!
 また、電子工学分野は進学率が高いのも特徴。北海道大学を初めとした大学への編入学や専攻科への進学も盛ん!


「電子工学分野の説明を行う高先生」

 

 さあ、お次は電気工学分野。説明者は佐川先生と5年生の学生3名。


 電気工学分野は多数の求人が特徴。また、就職してからの平均年収がほかの業種と比べて高いとのこと!!
 5年生の学生からは、入学時に希望していたのは違う学科だったが、1年生の「ものづくり基礎」の授業で電気の楽しさを知り、希望を変えたとのこと。
 自分のやりたいことを見つけることができるそんな分野なんだ!!


「電気工学分野の説明をする佐川先生と5年生の学生たち。」
 最後は、建築学分野。説明者は建築学分野長の佐藤(彰)先生。


 建築学分野は、何と言っても、自分の建てたオンリーワンの建物が何十年、場合によっては何百年と残るというもの。大企業に就職すれば、東京スカイツリーの様な世界的な建造物の仕事に関わることができるかもしれないよ。
 学ぶ内容は、建築系の知識のほかに、歴史や人文社会や芸術系の知識も学ぶことになる。また、卒業研究では論文のほかに設計を選ぶことも可能で、自分で設計・デザインして作品を創ることも可能だ。作品は建築製図室や建築学分野教員室の前に展示してあるから興味のある人は見に行くといいよ!!
 また、各種コンペに応募できるのも特徴!先輩たちが毎年のように受賞しているので、参考にするといいよ!!


「建築学分野の説明を行う佐藤(彰)先生」

さて、1年生のみんな~。今日の説明会は参考になったかな?
自分だけでなく、分らないことがあれば先輩や先生たちに聞いてみるのも良いよ~。また、夏休みに家族とも相談して、自分が何を勉強したいのか?どんな仕事に就きたいかをじっくり考えるとイイネ!!

12月にも2回目の分野別説明会が予定されているので、よーく考えてみてね!
それでは、本日はここまで。