チャレンジ!ジュニアラボ「見る」の科学:可視光と視覚・錯覚

こんにちは~!
クシローネだよ!

だんだん寒くなってきたね・・・。
今年は暖冬ということなんだけど果たしてどうなることやら・・・。

さて、本日のお題。
11月4日(日)に釧路高専を会場に開催されたチャレンジジュニアラボ「「見る」の科学:可視光と視覚」についてお知らせするよ!

対象は小学5年生から中学3年生まで。面白い講座になったかな?
さあて、それでは今日も元気にいってみよーう!!

参加者は事前に申し込みのあった11名の小中学生。途中からはエンジュニアクラブ参加の小中学生も混じり、大変賑やかに。

講師は電気工学分野の本田匠先生。

まずは、講座から。
人間の視覚とコンピュータが視る映像の違いについて説明したんだ。
自分で書いていても何を説明しているかさっぱり分からないね。

簡単に言うと、人間は、実際に目で見たものを視神経をとおして脳で判断しているんだ。
一方、コンピューターはカメラなどをとおして、映像を取り入れ、全てデジタル的な計算式で認識しているんだよ。
似ているようで違うんだって、人間の視覚にコンピュータはなかなか近づけないんだけど、コンピュータにも得意分野があって、すごい細かな映像から特定のものだけを見つけるといった作業はコンピュータの方が優れているんだって!


「人と機械の「見る」の違いについて説明する本田先生」


「ちなみにエンジュニアクラブ参加者が合流してこんなに人が増える!」

つづいて「偏光」のお話。
普通にガラスとか見ていると、たまに部屋の光が反射して、外が見えにくい場合があったりしないだろうか?これを「偏光板」というものをとおすとそういった反射の光を取り除いて、見えやすくなる。こういった光を偏光というんだって!
これはサングラスなんかに使われている原理で、反射光がまぶしい時に重宝するんだ!

では、偏光板を使って色々見てみよう。


「みんなが反射して窓に映っているけど、偏光板を通すと外だけが見えるぞ」

さて、お次はこの偏光の仕組みを使った錯覚についてのお勉強。
光には縦波と横波というのがあって、この偏光板をとおすとどちらかの光だけが見えるといったものなんだ。

2枚の偏光板を使って、垂直に重ねるとどちらの光も見えなくなるってわけさ!
これを応用して、透明シートとセロハンテープを使って、ぐるぐる回したりすると光が様々に変化して、見えるかたちや色も変化するってわけさ!!
この原理を利用して万華鏡を作ってもらったよ!!


「偏光板を加工する参加者たち」

つづいて、さらに応用。
この偏光板を、右目と左目で異なる方向に見た場合、どうなると思う?
そう、3D眼鏡だ!!
この原理を使って、3D映画などが作られているよ。

実際に参加者に偏光板を利用した3D眼鏡を作ってもらって、3D映像を体験してもらったんだ!!実際には飛び出す映像ではないのに、眼鏡をとおすと、映像が飛び出して見える。錯覚ってすごい!!


「3Dメガネを使って、映像体験!」

上手く説明できなかったけど、分ったかな~?
分からなかった人は来年参加してみてね!!