出前授業「桜木紫乃と釧路」を実施

どうも、こんにちは。
クシローネだよ。

3連休明けだね!
テスト終了まで今日いれてあと2日!
ラストスパートだ!
がんばれ!!

さて、本日は、11月22日(木)に実施した出前授業「桜木紫乃と釧路」についてお知らせするね!

講師は、皆さんご存知の小田島本有教授。
釧路市立北中学校での出前授業だ!!

それではいってみよーう!!

桜木紫乃さんのファンの方からすれば、もうすでにピンと来ている人もいるだろう。
そう!北中学校は桜木さんの母校なんだ。

2013年に直木三十五賞を受賞した時には北中学校でも話題になっていたと思うんだけど、あれから5年。当時の生徒はもういない・・・。
ということで、母校での出前授業。反応はいかに!?

対象は北中学校の2年生88名。
場所は北中学校の体育館で実施。
体育館での授業というのもなかなか珍しいけれども、生徒のみんなはきちんとパイプ椅子に座って聞いていてくれたんだ!!

扱った作品は「蛇行する月」
主人公順子を中心に順子と関わった6人の女性たちを描いたオムニバス形式の短編集。
順子は他人から見れば決して順風な人生ではなく、駆け落ちをした内縁の夫とは籍を入れられず、息子は目に障害を持ち、生活も豊かではない・・・。
しかも、自らの死期を悟りながらも、それでも「幸せ」だと言う。
周りの女性からすれば「幸せ」とは到底思えないような状況である。
「幸せ」の定義について考えさせられる作品だ。

小田島先生は、人によって幸せの価値観は違うと説明し、生徒たちは改めて幸せとは何なのかを考えていたよ。
生徒たちの中には、桜木さんの作品をもっと読んでみたいという声もあったんだ。

これを機会に桜木さんの後輩である北中学校の生徒たちが本をたくさん読んでくれるとうれしいね!!


「中学生の前で授業を実施する小田島先生」


「会場の体育館に整然と並ぶ中学生たち」