どうも~。
クシローネでーす。
また、雪が降ったねえ。
朝から除雪で大忙し。
さあて、本日は、毎月恒例の図書館朗読会についてお知らせするよ。
朗読者は事務部研究協力係の西岡さん。
毎回朗読会を見に来てくれていて、自ら朗読者として名乗り出てくれたんだ。
作品は絵本!2本立てて、朗読してくれたぞ!
それでは、今日も元気に紹介するね~♪
1作目はオランダの絵本作家でレオ=レオニという人の作品で「フレデリック」
- ちょっとかわった のねずみの はなし - 。
日本語訳はあの詩人で有名な 谷川俊太郎氏。
野ネズミのフレデリックのお話で、フレデリックは、他の野ネズミたちが冬眠に向けて働いている中、「光や色やお話を集める」と言って、みんなと違うことをしていた。
そのことに、他の野ネズミたちは少なからず、腹を立てていたんだけど、いざ、冬眠の際に、食料も尽き、話題も尽き、寒さに凍える中、フレデリックはみんなに温かい日の光やカラフルな花や食べ物、そして、楽しいお話を提供した。
絵本の中のお話なんだけど、何か考えさせられる、心温まるお話なんだ。
そういった情景や風景や温かさを、朗読者の西岡さんはやさしく、ゆっくりと、読み聞かせてくれたよ。
まさに、母親がこどもに話しかけるように。
ボクも思わずほっこりとしてしまったね。
「フレデリックを朗読する西岡さん」
2作目はイギリスの絵本作家 ジョン・バーニンガムの「ひみつだから!」という作品。
日本語訳は福本友美子さんという方。
飼い猫のマルコムが毎夜どこかに行って、朝帰ってくる。飼い主の女の子マリー・エレインはどこに行っているか気になって、ある夏の日、マルコムにお願いしていっしょに連れて行ってもらうことに。ドレスアップして、小さくなって、ついていったら、そこは猫のパーティー。すっかり満足して楽しんで家に帰ると、そのままソファーでマルコムと一緒に眠り込んでしまった。朝になって、その様子を見たお母さんはびっくりして「まるで、猫と一緒に一晩中外にいたみたいだね」というと、マリー・エレインは「そうなの。マルコムが夜どこに行っているか分かったわ。でも、教えないよ!ひみつだから」
という内容のお話。
あらすじだけ見ると何の話だかさっぱり分からないが、なぜか、絵本になると様々な共感が感じられる。不思議だね。
また、西岡さんのやさしく、愛情あふれる読み方がより一層そうさせているんだね。
良い作品をありがとう!
「ひみつだから!を読み聞かせてくれた西岡さん」
最後に小田島先生の講評を。
「いつも以上に図書館ホールのみんなが耳を傾けてくれていました。幼いころに戻ったような気持ちになりました。」
と、なかなか良い誉め言葉をいただきました。
「小田島先生からの講評。お世辞抜きで好評でした☆」
ちなみに、図書館朗読会は、今回が今年度最後で、また、来年度4月から再開するぞ。
読み手の方も募集しているので、みなさんどしどし応募してね!!