エンジュニアクラブ 5月 紙飛行機は空気に乗って……

こんにちは!クシローネです。
エンジュニアクラブ(EJC)のレポーターです。
今回もしっかりレポートしまーす。

5月19日(土)、5月の活動です。
今月から科学講座もスタートです。
今回のテーマは、飛行機はどうやって飛ぶのか

それは、「鳥であるボクに聞いてくれ」といいたいところだけど、ボクはどうして飛べるのかなんて知らないよ。つばさで空気をうまくつかまえればいいということはわかるんだけど……。

こたえは、「ニュートンの法則」と「ベルヌイの定理」が関係しているってことらしい。
ニュートンということばは、小学校では出てこないかな。でも中学校で習うよ。
ベルヌイということばは、中学校でも習わないんだ。じゃあ、高校で習うかというと、大学でやっと習うんだよ。今回の講座では、かなり高度な勉強をしたんだね。

エレベーターとかラダーとかエルロンとか、聞きなれないことばもいろいろ出てきたけど、知ってるとカッコいいよね!

さて、飛行機の勉強を、紙飛行機を作って実際にためしてみたね。部品をていねいに切り、ていねいにはりつければできあがり
……というわけにはいかないよ。

作った後の調整こそが紙飛行機作りでもっとも学んでほしいことなんだって。
紙を少しさわっただけで飛び方がまったく変わっちゃうこともあるんだって。
どこをどうすれば、どうなるのか、みんな研究レポートを書いていたね。

みんな、紙飛行機が空気に乗っているのを感じることができたかな?

型紙は,大ざっぱに切ってから,
ていねいにしあげるといいんだよね.
接着剤をぬって,曲がらないようにはりつけよう.
接着剤がかわいたら,調整をしっかりと.
飛び方は,ボクとどっちがきれい?

5月のきろく抜粋
A:全体の感想
 (数字は【5】とても楽しかった、【4】楽しかった、【3】ふつう、【2】楽しくなかった、【1】まったく楽しくなかった、を表わす)
B:ためになった知識・技術、発見したコツなど

小5男子
A:【5】はやく終わった人はひこうきを飛ばせる時間が長かった。コツを自分で見つけることができた。
B: 紙飛行機はかんたんにできているのに、上下左右に向けて飛ばす方法がある。

小5女子
A:【4】こまかい数mmでもかわったのでしんちょうにできました。
B: 主よくをそらせるとすごくとぶことがわかりました。

小5男子
A:【4】どのようにしたら高く飛ぶかをちょうせつしてやったりしたから楽しかった。
B: 紙を何まいも何まいもかさねると紙飛行機になるのはすごいと思った。

小5男子
A:【5】紙飛行機をうまくとばすのはむずかしかったけど、長いきょりとんだりしたらうれしかったから。
B: 主よくや水平尾よく、垂直尾よくを調せつすると右や左にいったり、上や下にいったりするのがためになった。

小6男子
A:【5】精神を集中させ進行方向に手を向けると、まれにすごく飛んだ。1枚の紙をはり合わせ、そこから紙飛行機をつくっていくのが楽しかった。
B: 重さをどこにかけるか、どのくらいまげるか、その1つによってほんのちょっとのちがいでも、飛んだり、飛ばなかったりした。

小6女子
A:【5】紙飛行機を作る時に、間違えてもやさしくおしえてくれた事、紙飛行機を飛ばすときにも、一緒に考えてくれてとてもうまく教えてくれたので、楽しかったです。
B: 自分ではないですが、『少し強めに飛ばす』事と、尾よくを曲げたり、胴体をまっすぐにしたり、よく考えて下さってよかったです。

小6女子
A:【5】アドバイスや助けをたくさんもらったので、楽しかったです。
B: 「空気のていこう」などを使っていろいろ調節しながら、飛行機はとんでいるんだなと思いました。

小6男子
A:【4】だんボールとかではなく、厚紙だったから、簡単に折りまげられた。そのおかげでいろいろ改造して研究することができた。
B: 飛行機が水平尾翼、垂直尾翼、主翼、胴体からできていることが分かった。それと水平尾翼のエレベーターで上下を、エルロンで機体のバランス、ラダーで機体の旋回をコントロールできることも分かった。

中1男子
A:【5】紙飛行機が飛ぶ原理からなげ方まで、細かくおしえてもらったから。
B: つばさの先を丸くすること、少しラダーなどを変えると、飛び方が変わること。

中1男子
A:【5】とばすときの工夫をいっぱい考えて、友達と遊んでいたから。つくっている時、先輩方がおもしろかった。(えんどうさん)
B: 主よくを15°上げること。真っすぐ飛ぶ!えんどうさんがなおしてくれたら、まあまあとんだ!主よくを少し内側にクリッとまげるとこ。