こんにちは!
クシローネですよ!
高専の周辺もすっかり雪景色。ツルツル路面だから足元に気をつけてね。
さて、ちょっと遅くなっちゃったけど、今回は帯広で実施した公開講座についてお伝えしますよ!
それではどうぞ~。
11月23日(土・勤労感謝の日)、帯広市のとかちプラザで公開講座「情熱の人 与謝野晶子」を開催したよ。
釧路高専では年に一度、帯広市内で公開講座を行っているんだ。
この講座は帯広市教育委員会と共同で開催していて、帯広市主催の生涯学習講座「帯広市民大学講座」の一つでもあるんだよ。
今年は50人近い方が参加してくれた。ありがとう!
講師は一般教育部門の小田島本有先生。与謝野晶子の生涯をたどりながら、彼女の人生を通してうまれた作品について語られたんだ。
与謝野晶子のデビュー作であり、有名な歌集「みだれ髪」の一節について解説していただいた♪
様々な困難を乗り越えて与謝野鉄幹と結婚する晶子の想いが多く詠まれているんだって☆
代表作のひとつ「君死にたまふことなかれ」では、戦争へ赴くことになった弟への嘆きを綴っているんだ。子供を育てる母親でもある与謝野晶子の母性の面が出ていると、小田島先生は話していたよ。
与謝野晶子は、女性による雑誌「青鞜(せいとう)」の創刊号の巻頭に詩を寄せたんだ。そして表紙を手掛けたのは長沼智恵子・・・そう!昨年帯広で開催した公開講座で紹介した「高村光太郎」の奥さんとなる人だ。
昨年度も参加してくれた受講者は、このつながりを嬉しそうに聞いていたよ。
講座の終わりには質疑応答の時間も設けられ、彼女の活躍や詠んだ歌について、多くの質問が寄せられていた☆
受講者のみなさん、ありがとうございました!
ではでは。