クシローネだよ。
今、釧路高専では「授業公開」という取り組みが行われているみたいだね。
これは、教員がお互いの授業を参観することで、伝え方の工夫や学習意欲を引き出す工夫というものを発見し、授業技術の改善・向上を図るというものなんだ。
授業公開は5月10日(水)から5月23日(火)までということで、さっそくボクも見学してみることにしたよ。
レッツゴー!!
ボクが覗いてみたのは、一般教育部門小田島先生の1年4組「国語」の授業だ!!
「お邪魔しまーす。どうもはじめまして。」
「みんな、気にしないで普段どおり授業を受けてね」
まずは、「起立、礼、着席」から入る。
その後に、テンポ良く出欠をとる。
みんな出席のようだね。
「出席をとる小田島先生」
さあ、授業だ。
今回は、前回から引き続き芥川龍之介の羅生門。
ボクも昔、習ったことがある。なつかしいなあ。
小田島先生が「芥川龍之介を書け」との問題を出す。
すると、少しふざけながらも、見事に書いてみせる。
「見事に芥川龍之介を書き上げる学生」
数名の学生が今日のパートを読む。
つづいて、言葉の意味の説明だ.
◯罵る
学生が手を上げて答える。
「下に見る?」
「ばかにする。」
うーん。おしい。
小田島先生はその場で辞書で調べさせる。
「がやがやと言って騒ぐこと、大声で批難する。」
なるほど、単に批難するだけでなく、大声・騒ぐという意味も入っているんだ!
「手を上げて答える学生」
つづいて
◯喘ぐ
学生が手を上げて答える。
・・・どうやら何か勘違いしているようだ。
「苦しそうに息をきらす」
なるほど、なるほど。
小田島先生は、答えさせたり、黒板に書かせたり、手を上げさせたり、辞書で調べさせたり、下を向いている学生に声をかけたり・・・・
様々な方法で学生が授業に参加するよう工夫をしている。
参考になるなあ。
学生も明るく、楽しそうにしながらも真剣に授業に参加している。
「羅生門を読む学生」
「分からないことはすぐに調べる。辞書や電子辞書を手元に置いての授業」
学生たちもイキイキしていたね。
卒業までがんばってね!ボクも応援してるよ♪