チャレンジ!ジュニアラボ~キミもミュージシャン!?ソレノイドコイルで鉄琴演奏~を開催しました

こんにちは!クシローネです。寒い毎日が続いてあったかい食べ物や飲み物が恋しくなるね。
さて,今回はチャレンジ!ジュニアラボについてお届けします。
それではどうぞ!

 

12月6日(日),チャレンジ!ジュニアラボ「キミもミュージシャン!?ソレノイドコイルで鉄琴演奏」を開催したよ。
今年は新型コロナウイルス感染症の予防として,定員を減らしたり,換気を行ったりと対策をしながら開催したんだ。

 

この講座では「ソレノイドコイル」という電気を流すと磁石と同じ力が発生する部品を使って,鉄琴を自動演奏してくれる装置を作ったんだ!
楽器の鉄琴は,バチで板の部分を上から叩いて音を出すけど,この装置では磁石の反発し合う仕組みを利用して,バチの代わりとなる鉄の棒で板の部分を下から叩いて音を鳴らすんだって。

 

講師は教育研究支援センターの皆さん。受講者はソレノイドコイルの仕組みや,様々な部品の作り方などを教わりながら,装置を組み立てていったよ。


はんだ付け。演奏する音に合わせてライトが光るよう,基板とLEDライトをくっ付けているんだ。


ソレノイドコイルづくり。材料となる銅線をプラスチックの筒に巻き付けて,コイルにしていくんだって。


鉄琴の調律。正しい音が鳴るよう,やすりで鉄琴を削って調整するんだ。


レーザー加工機で,鉄琴を取り付けるアクリル板の加工。教育研究支援センターの方がレーザー加工機の仕組みも教えてくれたよ。


部品が出来上がったら仕上げの選曲!自分の好きな曲を7曲選んで装置に取り付けた基盤にプログラミングしていくんだ。


プログラミングが終わったら,作った部品を組み立てて……完成!

 

鉄琴は8曲を自動演奏してくれるんだけど。7曲はプログラミングして残りの1曲は……もちろん釧路高専の校歌だ!みんな覚えてくれるといいな♪

装置を作る過程では,機械工学分野が使用する工場で鉄琴を加工したり,はんだ付けで電子部品を組み立てたり,パソコンを使って簡単なプログラミングをしたりと,高専のいろんな分野に触れることができたんだ!
ものづくりの楽しさや,高専の活動に興味をもってくれると嬉しいな🎵

例年人気だった鉄琴づくり,来年度からはリニューアルする予定なんだって。どんなものを作るのか,今から楽しみだなあ!
今回はこの辺で。ではでは~。