留学生の特別授業レポート 第2弾

みなさ~ん、こんにちは!!
急に暑くなってきたね。冷涼な釧路地域も暑いです!!
暑い、暑いと言いながらも、釧路の短い夏を満喫しよう、と思うクシローネです。

さて、前回に引き続き留学生の特別授業のレポートです。
今回は学校を飛び出し釧路市内研修もあったんだって。どこに行って来たのかな~、楽しみ。

時はさかのぼり、6月25日。向かったのは「阿寒摩周国立公園」。釧路市にはなんと国立公園が二つもあって、今回はその一つ「阿寒摩周国立公園」の阿寒湖地区を訪れたよ。


アイヌコタン散策

独特なアイヌ文様は海外の人たちに人気なんだってニュースで報道されていたけど、留学生のみんなもアイヌコタンの建物や工芸品にワクワクしてくれたみたい。家族へのお土産選びにもみんな楽しんでたね。


フェリーに乗って阿寒湖周遊

青空がまぶしいね~。湖にある小さな島「チュウルイ島」に上陸してマリモを見学。美しい湖や可愛らしい形のマリモにも興奮!!

今も活動を続けている火山、温泉、マリモの生育地の湖、そしてアイヌ民族文化などなどを触れてきた市内研修でした。雄阿寒岳と阿寒湖を背景にみんなで記念撮影。雄大な自然が身近にあるってすごいね~。

続きまして7月1日。この日も学校を飛び出した特別授業だったよ。

この日は、学校から徒歩で20分圏内、大楽毛エリアの地質・地形など地学について知識を深めたよ。学校の近くということで、自転車で出発!!

出発と同時に、青空がでてきたよ。さっきまで厚い雲に覆われていたのにね。みんな、持ってる~!!


いってらっしゃーい

同じ釧路市内でもこの前の阿寒湖エリアと大楽毛エリアでは、地形も気候も違うって気づいてくれたかな?ところで皆さん「大楽毛」読めますか?
「おたのしけ」ですよ。以前、道外から来た人に「“だいらくけ”ってどのあたりですか?」と尋ねられたこと思い出したよ(笑)

大楽毛海岸までサイクリングを楽しみながら海岸に到着。地学について説明をしてくださるのは、一般教育部門の小久保先生。海岸では鉱石や石炭、海流と釧路の地形の特徴について学んだよ。キャンパスの近くには豊かな自然があって、教室では学べないことを、自分の目で見て触れて知識を深められることがとても楽しいね。

 

毎年開催される「釧路高専 公開講座」では地域の歴史や街歩きと地学についての関係を詳しく説明してくれる小久保先生の講座はとても好評なんだって。今年も楽しみだね♪

野外講座で釧路の地形を体感したところで、次の特別授業は・・・。
「茶の湯」で「和」を体験。茶道で日本の心に触れてきたよ。
「茶道」ってとても厳かで堅苦しく難しいイメージがあったけど、みんな穏やかな表情で、お点前を拝見。決して堅苦しいセレモニーではないんだって知って茶道を身近に感じたよ。


姿勢正しく正座で参加、と思ったら立礼式でホッ

お点前や、お菓子、お茶を運んでくれるのは、茶道部のみなさん。みなさん、所作がとてもきれいで見入ってしまうね。
道具や、お菓子、そして浴衣姿で夏を表現するのは、日本文化ならではだな~。


茶道部の先生のお点前を近くで拝見。和の心をより近くで感じるね。

茶道を体験した留学生からは、「茶道を体験したかった」「お茶会に招待されて光栄」「自分でお茶をたてたことが楽しかった」という感想が寄せられたよ。

今日の特別授業レポートはここまで。

日本の文化や釧路のことにふれて、留学期間が終わり帰国してからも思い出してくれるといいな~。