インターンシップ報告会を実施

クシローネです!
朝晩、冷え込んできましたね~。もう季節は完全に冬ですな。

本日は、昨日実施された専攻科学生のインターンシップ報告会についてお知らせするね!

インターンシップとは、一般的には一定期間企業で働く「職業体験」のことを言って、実際の業務を体験して就職活動に活かすというものなんだ。

釧路高専では、更に踏み込んで、より専門的で実践的な技術が経験できるような企業等を訪問しているよ。

専攻科ではこのインターンシップが必修科目で、全員が10日間程度企業を訪問するんだ。

それでは、報告会の様子を見てみよう♪

報告会では一人あたり10分程度、自分で作成したプレゼンテーション資料を使い、発表する。その後、教員や学生からの質疑応答に対応するという形式で行われたよ。
そのうちの何名かを紹介するね。

まずは、1人目。
地元、釧路市の大塚製薬工場に5日間、NTT東日本北海道東支店に5日間の実習を経験。
大塚製薬工場では、点滴パックの製造を体験することで、防菌に対する意識の高さや品質管理のチェック体制など、命に係わるものづくりをしているという意識の高さを経験できたとのことだ。
NTT東日本北海道東支店では、グループ会社等の見学を通して、「通信を使って地域でどんなことができるか」未来の通信について考えることができる良い機会だったとの報告があったぞ。
また、高専のインターンシップでは社外秘の施設や設備を見学できたりと、一般の人では経験できないようなこともできるといった利点があるとのことだ。

「自作のパワーポイント資料を作成して説明する学生」

つづいて、2人目。
メタウォーター株式会社における10日間の実習報告だ。
この学生は、本科の時に環境学の授業で水質汚染に関する学習をしたことがきっかけで、この会社を選んだとのこと。
やはり、ここでも命を守るという安全対策に対する意識の違いに感銘を受けたということだ。実習では、実際に社内で行われている点検作業で、意図的に作られた不備について発見するという実習体験を行ったり、3,300ボルトもの電流が流れる設備の現地試験体験を行ったりと、インターンシップでなければ体験できないことを学習したんだ。
職場では、専攻科生と同年齢ぐらいの社員がいたが、自分と比べて全然大人に感じたんだそうだ。やはり、責任を持って働くというのは、大人になるということなんだね!

「インターンシップでの経験を熱く語ってくれました。」

この後も十数名の専攻科学生からの報告があり、それぞれ企業等での体験を通して、学校と企業の雰囲気の違いに驚いていたよ。
企業の方は、業務中は緊張感があり近寄りがたい様子だったけど、休憩時間には気さくに話しかけてリラックスさせてくれたりという報告があったりして、社会人として「人を学ぶ」という良い経験になったんじゃないかな♪

今日はここまで。皆さんおつかれさま<m(__)m>