チャレンジ!ジュニアラボ「キミもミュージシャン!?ソレノイドコイルで鉄琴演奏」

みなさま、お疲れさまです!
クシローネです。

本日は、12月17日(日)に実施したチャレンジ!ジュニアラボ「キミもミュージシャン!?ソレノイドコイルで鉄琴演奏」についてお知らせするね(^^♪

作成したものはこちら。じゃんっ!

カラフルな鉄琴を使ったオルゴール。
ソレノイドコイルの磁力を使って鉄心が飛び出し、鉄琴をたたくことで
音が出るぞ。
プログラミングされた12曲の音色が順番に演奏される。
曲に合わせてLEDランプも点灯するよ。

これは、すごいでしょ!!1日でこちらを作成!!
見た目もすごいが、機能もすごいんだ!!

それでは、詳しくお知らせするね!!

参加してくれたのは小学校4年生から中学校1年生までの20名とその保護者の方。
総勢40名ほどが参加してくれたんだ。

事前申し込みではなんと、51名もの応募があり、厳正な抽選のうえ20名を選出したんだ。選ばられなかったみんな、ごめんね・・・

実は、このオルゴールすごい秘密が隠されているんだって。
釧路高専5分野の学習内容がこのオルゴールの中に詰め込まれているんだ。

まずは、デザイン。
カラフルな鉄琴でPOPなイメージでありながら、MDFボードの素材を活かしたレトロな感じを出しつつ、透明なアクリル板とコイルや金属などで高専っぽさも残しているという、計算されたデザインだね。
これは建築学分野のデザインの授業等で学ぶことができるぞ。

「回路に使用する線もカラフル。ほんとにかっこいいなあ。」

次に、鉄琴の音♩
この鉄琴はドレミファソラシドの音にそれぞれ対応している。
音が合う様に調律するんだけど、音の高さは鉄琴に伝わる振動の速さに関係してくるんだ。
こうした振動に関することは機械工学分野で勉強することができるぞ。
振動の速さを調整するために鉄琴を削ったりするような技術も機械工学分野で身に付けられるんだ。

「鉄琴を万力に固定して鉄琴を削る。怪我しないでね!」

「パソコンのCADソフトで作成した自分の名前を、レーザー加工機でアクリル板に彫る様子。みんな興味津々!こうした機械やパソコン技術も機械工学分野で学べるよ。」

次に、高専生に欠かすことのできない技術の「はんだづけ」
基盤に電子パーツを取り付けたり、電気回路を作成したりするのに必要なんだ。
大学で工学系の技術を学ぶことはできるけれども、こうした細かいはんだづけの技術は高専生が一番。社会に出ても即戦力で活躍することができるぞ!!
この技術は電子工学分野や電気工学分野で修得することができるよ。

「はんだづけを教わる参加者。うまくできたね!!」

やること盛りだくさん。つづいて、コイルの設置。
ソレノイドコイルというものを製作したんだけど、ミシンに使うボビンにエナメル線を巻き付けるんだ。このコイルに電気を流すことでコイル内に磁界ができ、その力によって鉄心が飛び出すという仕掛けなのさ。
この原理に関しては、電気工学分野で学ぶことができるぞ。

「専用のコイル巻きマシンを使っての作業」

「うまくコイルが巻けたかな。」

そして、極めつけはコンピュータを使ってプログラミングまでしちゃうんだよ。
こちらの知識は情報工学分野。
マイコンに内蔵された12曲の演奏順序について、コンピュータでプログラミングするよ。

「プログラミング作業。真剣そのもの。」

他にも基盤にマイコンを取り付けたり、アクリル板を設置したり、音を調整したり、やることたくさん。少し時間が押したけれど、なんとか予定通り完成することができたぞ。
保護者の方も大ハッスルの楽しい時間だったね♪

それではまた (@^^)/~~~👋