IoT関連講演会を実施しました!

クシローネです。
こんにちは~♪

本日は、先週1月26日(金)に実施された「IoT関連講演会」についてお知らせするね!

IoTに関しては、高専4.0イニシアティブに採択された「第4次産業革命を推進するIoT活用技術者の育成教育プログラム」が来年度から始まり、釧路高専全学生を対象にIoT関連教育をしていくことになっている。それに向けても貴重な講演となったんだ。

講演は2本立てで、釧路市IoT推進ラボの協力の下、実施されたよ。。

午前中は、2年情報工学分野の学生を対象に、株式会社シーディングソフテック代表取締役石井勇一氏から「IoTの今と未来」と題して講演を実施。

午後には、教職員及び学生を対象に、株式会社サートプロ代表取締役CEO近森 満氏から「いま求められるIoT人材」という題名で講演が実施された。

それでは、詳しく見てみよう!!

まず、午前中の2J対象の講演会。
講師の石井氏は釧路高専出身で、平成4年に情報工学科を卒業している。
講演で石井氏は、IoTという言葉が流行りだが、技術は以前から確立されており、活用方法を経営層が気付いたことが大きいと指摘している。
例えば、部屋の温度管理にIoT(温度センサーと通信機能)を利用してドアの開閉を行うといったモノだ。
仕組みは簡単で、ほとんどの物が個人で購入できる。
・マイコン+各種センサー+インターネット接続→データ取得できる
・マイコン+各種アクチュエータ+インターネット接続→遠隔操作できる

こうしたIoT技術を活用していくうえで石井氏は、学生時代に学んだ内容は今でも役に立っており、「基礎理論は永遠の資産」であるとの格言を残し、学生にやる気と高専での勉強の意義を説いていたよ。
ふーむ。なるほど!

「2Jクラスで講演を行う石井氏」

つづいて、午後の教職員・学生対象の講演会。
講演には興味のある教職員・学生が参加し、教員14名、職員7名、学生19名の参加があったよ。
講演で近森氏はIoTで何をやるか?ただ、集まっただけでは何もできない。IoTで生産性向上(プロセス)を図るのか?新しい製品やサービスを産み出す(プロダクト)のか?どれが自社の優位に繋がるかはっきりさせることが重要だと述べた。
IoT社会になれば、減る仕事と増える仕事が出てくることも指摘していたよ。
釧路高専の学生は、IoTの基礎的な活用技術が身に付けられるようになるから、これからのIoT社会でも優位になるね!!

貴重な講演どうもありがとうございました!

「教職員・学生を対象に講演する近森氏」