第28回読書レポートコンクールの表彰式を実施

こんにちは!
クシローネだよ。

いよいよ、今日から後期末試験の開始だね。
みんな頑張って!!

本日は、昨日2月8日(木)に実施された第28回読書レポートコンクール表彰式の様子についてお知らせするね。

読書レポートコンクールは、国語科で毎年実施している取り組みで、平成3年からなんと、今年で28回目なんだ。全国の高専でも読書レポートや感想文の提出を義務付けてているのは珍しいんだって!

対象は1年生から3年生まで。国語科から指定された課題図書を夏休み中に読んで、休み明けにその読書レポートを提出するといったもの。字数は1000字以上!原稿用紙(20文字×20文字)で言うと2枚半で、上限はないんだって。
小田島先生が言うには、過去には原稿用紙29枚(11600字⚠)も書いた猛者がいたらしいよ。
ちなみに読書レポートを提出しないと国語の単位はもらえない。

読書レポートを毎年書くのが大変だと思った君!
1年生から3年生までの約500人の読書レポートを読んで採点しなければならない国語科の加藤先生、小田島先生、舘下先生もたいへんなんだよ~!

さて、今年の課題図書は、1年生が伊藤左千夫さんの「野菊の墓」、2年生が井上靖さんの「敦煌」3年生が三浦綾子さんの「泥流地帯」。他に、学年共通課題図書として朝井まかてさんの「すかたん」、宇江佐真理さんの「雷桜」、中島京子さんの「小さいおうち」、小森陽一さんの「子規と漱石」がある。この中から1冊選んで読書レポートを書くんだ。

中には、学生が生まれるかなり前の作品もいくつかあるけど、小田島先生が言うには「書かれた時期に関わらず、読んだ学生は共感できる」んだって。うん。そうだよね。ボクも昔の作品が好きだけど、そう思うよ。

国語科の3教員が選考した結果、今年は以下の5名の学生が表彰されることになったんだ。
最優秀賞 2J平澤 慎さん「小さいおうち」
最優秀賞 2J堀内 琉郁さん「敦煌」
優秀賞 1年3組 相川 優介さん「すかたん」
奨励賞 1年3組 佐藤 正晴さん「雷桜」
奨励賞 1年3組 鈴木 風雅さん「野菊の墓」

選考にあたっては、「きれいな文章で書くというよりも、本人が作品に真剣に向き合って、自分の言葉で書く!」ということを重視して選ばれたんだ。

今の時代、webで作品を検索するといくらでも感想文が出てくる。
でも、そんな感想文を丸写ししても、自分の言葉にはならない・・・っていうか、そういう人は先生たちにバレバレだから、気を付けてね♪

受賞者は偶然、男子ばかりで、しかもクラスが偏るという結果になったけど、これを機会にみんな本を読む習慣をつけるようにしてほしいな。


「表彰された学生と校長・国語科の先生たち」


「最優秀賞を受けた2J平澤君」


「同じく最優秀賞を受けた2J堀内君」