H30公開講座「役に立つ作業療法士の話と簡単な介助補助具を作ろう」

こんちは!
クシローネだよ!!

明日は授業参観日と保護者懇談会。
祝日に授業があって、なかなかテンション上がらないかな?
それとも、寮生は、久しぶりに親と会えるのでテンション上がっているかな?
明日は、後援会長・副会長と保護者との懇談会もあるので、空いている時間を利用して、ぜひ参加してね。

さて、今回は10月27日(土)に実施した公開講座「役に立つ作業療法士の話と簡単な介助補助具を作ろう」について紹介するね。

この企画は、毎年、北海道作業療法士会根釧支部と共催で実施しているんだ。
昨年の記事もブログにあるのでよろしければ見てみてね♪


まずは、役に立つ作業療法士のお話。
テーマは「肩こりの予防」についてだよ。

肩こりは誰にでも起きるもので、完全に予防することはできないんだけど、肩甲骨のあたりを伸ばしたり上下に移動させたりすることで、症状を和らげたりすることができるんだって。
そのやり方を、参加者に実践してもらったんだ。
みんなもちょっとやってみよう!

まずは、肩の前後運動から。
両手を胸の前で組み、前に伸ばし、また元に戻す。肩が前後に移動しているのが分かるはず・・・。肩の緊張がほぐれてきたかな?こんどは上下運動。両腕を開いて、ひじを軽く曲げる。そうするとバルタン星人みたいな格好になると思うので、そのままひじを上に伸ばし、元に戻す。胸が開いて肩の上下運動を感じながらやってね。

だいぶほぐれてきたかな?

つづいて、肩がこらないようにするには姿勢が大事。
前かがみで背中が丸まると、肩に負担がかかるぞ。
また、イスに深く腰掛けすぎないことも重要だ。
良い姿勢を意識できたかな?


「肩こりについて講義してくださった作業療法士の方」


「良い姿勢について学ぶ参加者」

さあ、お次は自助具の作成だ。
作業療法士の方々も作成に加わってくれたぞ。
昨年好評だったので今年も伸縮式自助具(リーチャー)の作成。
リーチャーは、移動するのが困難な人や手の届かないところのものをとったり、動かしたりするのに便利な伸び縮み棒なんだ。
カメラの三脚を利用して製作する。
昨年も参加してくれた参加者に聞いたところ、毎日、カーテンの開け閉めに使っているとのこと。肩が上がらず、高いところの作業はコワイとのこと。

講師は釧路高専技術職員のみんな。


「作業について説明する的野副技術長」


「まずは、三脚の足を加工する。」


「材料を曲げたり加工する。」


「材料に穴を開けたりもする。」


「トントンカンカン。材料を叩いたりもする。」


「出来上がり!!お疲れさまでした~」