学生が「地方創生賞」を受賞!!

どうも、こんにちは!!
クシローネだよ。

今回は新年早々うれしいニュースがあるよ。
12月20日(木)に札幌エルプラザホールで開催された「ビジネスモデル発見&発表会北海道大会2018」で、釧路高専チーム「Dear Deer」が見事「地方創生賞」を受賞したんだ!

この大会は、テレコムサービス協会などが主催している大会で、地域などに存在する課題を解決させるビジネスアイデアを競うものだ。

釧路高専チーム「Dear Deer」のメンバーは、専攻科1年平川 泰成さんと5年電子工学科の吉田 和樹さん。

さあ、どんなビジネスアイデアが出されたのかな?
それでは詳しく見てみよう!!

テーマは「シカとの遭遇」
北海道、特に釧根地域は野生のシカがたくさんいて、道路に飛び出してくるととても危険!!
釧路にいるみんなは何度かひやりとする体験をしたんじゃないかな?
毎日のように車と衝突する事故が起きていて、車の修理代も何十万とかかるだけでなく、最悪、死亡事故も数多く発生している・・・。

そんな地域の重要な課題を解決すべく二人の学生が立ち上がったというわけさ!

道路近くにいるシカを発見したら、アプリを立ち上げ、位置情報を記録すると、クラウド上にシカの居場所データがリアルタイムに蓄積され、シカの目撃情報があった場所に近づくと、ドライバーに通知されるという仕組みさ!!

シカは移動範囲が狭く、何時間かは半径2キロメートル以内に留まっているいう習性があり、それを利用したアイデアだ!

シカの目撃情報をいかにアプリに登録してもらうかが鍵なんだけど、例えば、運送会社と契約して、トラックドライバーに協力を依頼するとか、運転中にスマホを操作すると道路交通法違反になってしまうので、車のシステムに組み込むとか、実際に警察に聞いてみたり、様々な検証を重ねて、発表に繋げたんだよ。

5分間のプレゼンの後、審査員の方からは、シカに限らず、ほかの動物にも応用できる良いアイデアだねという講評があったよ。

残念ながら全国大会出場は逃したけれども、学生たちが自らこのような大会に参加して、賞をとるなんて、ボクもとってもうれしいよ!!

とっても楽しそうに、校長先生に受賞を報告している姿が印象的だったなあ🎶


「受賞報告をする平川さん(真ん中)と吉田さん(右)」


「小林校長先生(一番右)と記念撮影。一番左は顧問の浅水先生。」