こんにちは!クシローネです。
ここ釧路も新緑の季節がやってきたよ。少しずつ、そして着実に時間は進んでるね。
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さて、釧路高専では、新型コロナウイルス感染症への対応をしている医療機関などへ、飛沫感染防止のためのフェイスシールドやゴーグルを寄贈したよ。
それでは、製作の現場に潜入だ。
医療の現場で物資が不足して従事者の皆さんが困っている、というニュースが連日流れていて、釧路高専として何かできないかを模索していたんだ。
そんな中で、教育研究支援センターの技術職員の皆さんが、釧路高専がもつ優れた技術力と高度な機材を活用したフェイスシールドの製作を提案してくれた。
フェイスシールドやゴーグルは、レーザー加工機や3Dプリンターといった高度な機材を使用して製作。試作品に始まって、医療従事者の皆さんがより使いやすいよう、試行錯誤を重ねて完成したんだ。


教育研究支援センターの技術職員が力を合わせて、材料の加工や組み立て作業を行っていたよ。
加工したパーツを手作業で組み立てて完成
さて、お待ちかねの完成品は・・・


釧路高専の設備を使って社会のニーズに対応した柔軟性と、カタチにする技術力は、「ものづくり」を学ぶ場を提供する釧路高専の大きな誇りだよ。学生たちも、この恵まれた環境で技術を学べるなんて、うらやましい~~!!
今は登校授業が出来ず、授業再開を待つ静かな実習工場が、一気ににぎやかにフェイスシールドを製作する機械音で包まれて、僕も元気をもらったよ!!
この製作光景は、メディアでも話題になって、新聞、テレビでも取り上げられたんだ。見てくれたかな?
出来上がったフェイスシールドやゴーグルは、病院や釧路市に寄贈したんだ。
高専の技術力を活かして少しでも地域の役に立てると嬉しいな♪