エンジュニアクラブℒ(レディース)最終回 10月 名画の原風景


こんにちは!
クシローネです!

今月はエンジュニアクラブレディースの最終回。しっかりレポートするね。

先月「ミョウバンの結晶を育ててね」という宿題が出ていたんだけど、みんな1ヶ月でどんな結晶になったか、忘れずに持ってきてくれたよ。いろんなものができていたよ……結晶作りって、原理はわかってもきれいにつくるのは大変なんだね。お疲れ様でした。

さて、キャリア講座は、再び「理系と文系」の違いがテーマだったよ。
今回は、その理系と文系に分けた歴史をふまえて大学入試との関係を教えてくれたし、高専卒業生の進路についても説明してくれたね。「男は理系、女は文系」なんていうのはもう古い!自分が好きなことを深めて将来に役立てればいいんだよね!
ただ、理系、文系どちらにしても、英語と数学は勉強した方がよさそうかな?

学び体験は、「名画の原風景」つまり、「絵からもとの立体を作ろう」に挑んでもらったよ。
立体を絵にするのはカメラですぐにできるけど、逆はそう簡単ではないよね。陰になって見えないところはどうなっているのかな?実は、いろいろ調べると。わかってくることもあるけれど、今回は調べることは無しにして、早速、粘土で造形だって!
だったら、想像力あるのみ!課題の絵は葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」。時間は90分しかなかったけど。いろんな作品ができていたよ。

最後に、再び自分の10年後を思い描いてもらったら、6月のときはさっぱりだったけど、今回は少し具体的になってきていたよ!思い描いた通りにならなくても、思い描くことが自分の未来への一歩になると思うよ。

素敵な未来を!


2ミリのミョウバンが10ミリまで育ちました。
見本を見ながら、粘土を盛っていくよ。
この角度から見るとよさそうだ。 こんなのできました!

また会おうね!

<今回のアンケート>
10月キャリア講座の評価:指標4=7人、指標3=5人、指標2=0人、指標1=0人(指標4=よくわかった。3=わかった。2=あまりわからなかった。1=まったくわからなかった)

(感想)
男女のちがいがもっとなくなればいいと思った。
つくるのたのしい。
・高専からいろんなところに出ていて「役場」や「東大」もあっておどろいた!
理系と文系の学問のちがいをはじめて知って、興味のある学問は理系しかなくておどろきました。
文系でも数学をとったら収入が上がること。NHKが昔の白黒写真をカラーにする技術を持っていること。
男→理、女→文、となぜなったのかが分かった。
日本には400万社くらいの企業があるということ。その中でも私が知っているものはとても少なかったこと。
文系、理系に分かれている理由が明治時代にいろいろあったからと聞いたのが印象的だった。
理系と文系の違いを知ることができてよかったです。企業のための企業があることは初めて知りました。
・文系に進むとしても、試験は数学を選ぼうと思った。

10月学び体験の評価:指標4=8人、指標3=4人、指標2=0人、指標1=0人
(指標4=とても楽しかった。3=楽しかった。2=あまり楽しくなかった。1=まったく楽しくなかった)

(感想)
・完成させることはできなかったけれど、友だちと話し合いながら楽しく作ることができた。
・つくるのは少しむずかしかったけど、みんなつくるのがちがって、おもしろかったし楽しかった。
平面の絵を立体にするのがむずかしかった。
たのしい。きるのちょっと×5むずかしい。
ねん土ではく力のある物をつくれた!
他の人の作品を見ていると、いろんなところから1つの作品を見ていておもしろかったです。
思っていたより立体にするのが難しかった。見えていない部分(富士山のふもと、海の様子など)を想像して作るのが楽しかった。
・見たことあるけど、名前や作者が分からないものが多くあることが分かった。
・平面から立体にする、というのはとても難しいと思った。どの視点から見るか、見えない部分はどのように作るか考えるのが難しい。
・90分がすごく短く感じた。絵を切り取って針がねでとめているのが印象的だった。
絵画にはもともと興味があるので、それを立体にするというのはとても面白かった。できれば、しっかりと完成したかったです。
・絵を立体にすることはしたことがなかったので新鮮だった。立体を絵にすることより絵を立体にする方が難しい。

シリーズ全体のキャリア講座の評価:指標4=8人、指標3=4人、指標2=0人、指標1=0人
(指標4=よくわかった。3=わかった。2=あまりわからなかった。1=まったくわからなかった)

シリーズ全体の学び体験の評価:指標4=8人、指標3=4人、指標2=0人、指標1=0人
(指標4=とても楽しかった。3=楽しかった。2=あまり楽しくなかった。1=まったく楽しくなかった)

シリーズ中で印象に残っている内容:自由記述のみ。
・絵を立体的に作る作業。
・バスでいろいろな場所へ行ったこと。
・コースター作りが楽しかった。
・ねんどがきもちいい。
・今回の!
・今回のねんどで3Dにすることです。
甘酸っぱい体験→ミラクルフルーツがすごいと感じたから。かき氷のエッセンスが同じだったから。
コースターを作ったときに糸に電気が通っていたこと。
お札のしかけを見たこと。すかしたり、文字や数字がかくれたりしていて面白かった。
・女性のロールモデルについて、男性、女性、文系、理系の平均の年収など。
偏光やフェルトコースターづくりはとても楽しかったです。
お金にブラックライトをあてたら光ること。

今の文理選択希望:指標4=3人、指標3=8人、指標2=0人、指標1=0人
(指標4=理系。3=どちらかといえば理系。2=どちらかといえば文系。1=文系)

(感想)
・生物について知りたいから。
・丸を付けたのが理系の方が多かったし、つきたい仕事が理系にふり分けられているから。
・よくわからない。
・直感!
・自分は畜産学か建築学をしたいなと思っているからです。
・テストで理系の方が点がよかったし、今は、理系の方が興味があるから。
文系は、昔からとかのことを考えるという印象があるけど、理系は、分からないこともあると思うので、進化していって面白いんじゃないかと思ったから。
・理系の方が社会に出たときに、少しゆうりだと思うから。
・理科と数学が好きなのと、英語が苦手なので、どちらかというと理系にしました。
・理科や数学が国語や社会よりも得意で好きだからです。また、理科や数学の方が楽しいからです。
・理系に興味があるから。ただ、変わる可能性もあるので「どちらかといえば」。

10年後の自分へ:自由記述のみ。
・生き物についての仕事をしていて欲しい。
・大学?か、なりたい仕事の学校にいるか、仕事。
・ちゃんと就職していてほしい。
・安定な生活。
・じゅうじつした生活。
・きちんと仕事をして、給料をもらっていてほしいです。(できれば自分の好きなことをして)
・大学を卒業して、就職していてほしい。
・今はよくわからない。(ロボットの仕事が増えて、今やっている人間の仕事が減るといわれているから。)けど、しっかり仕事をもって、普通に生活していてほしいと思います。
・とりあえず生活できるように仕事をしていてほしい。
・理系の大学を卒業して、女性のロールモデルになりたいです。
・安定した収入をもらえる仕事をしていてほしいです。また、できたら、自分の好きなことを仕事にしていてほしいです。
・人の役に立てる事をしていてほしい。

<保護者からのシリーズ全体のふり返り>
キャリア講座の内容:指標4=3人、指標3=0人、指標2=0人、指標1=0人
(指標4=たいへんよかった。3=よかった。2=あまりよくなかった。1=よくなかった)
 ご自身にとっては:新しい発見があった=3人。知っていることばかりだった=0人。内容には別の意見がある=0人。
 娘さんにとっては:新しい発見があったと思う=3人。理解できていないと思う=0人。すでに知っている話ばかりだったと思う=0人。

・娘にとって進学の先の就職を考えるよいきっかけとなった。
・娘には少々難しかったようですが、将来への見通し、現実(観察)、覚悟も伝えつつ、私自身も興味が湧く盛り沢山の内容でした。非常に貴重な体験をさせていただけ、感謝しております。
・小学生には、難しかったとは思いましたが、中1の子供達には現実と夢とのギャップや、将来への想像、学校では聞けない話が聞けて、進路を考え出すいいタイミングに参加させていただき、家族での話もふくらみ、大変よかったと思います。

学び体験の内容:指標4=3人、指標3=0人、指標2=0人、指標1=0人
(指標4=とても楽しかった。3=楽しかった。2=あまり楽しくなかった。1=まったく楽しくなかった)

(理由等)
一般的な内容だからよかった=2人。
専門分野の内容を日替わりでやった方がよかった=1人。
学んでいる内容とは違うのでよかった=2人。
学んでいる内容にかかわった方がよかった=0人。

・クラフト作業など、娘に興味のある体験が多かった。学ぶことが楽しいと実感してほしい。
・女子の興味の湧く内容で、“理系”とは何かという事に関する本人の理解が深まったように思います。
・女の子達が、理系、数学などに興味を持って楽しめる体験ばかりだったので、母子共ともによい経験になりました。

学校での、小6や中1、 2に対する進路指導に求める内容:自由記述のみ。
・進学の先の仕事について、興味を持たせてほしい。
中学はとりあえず学区内の近くの学校へという怠惰な常識を無くし、小学校から学校が積極的に将来の展望を持たせるように動くべきだと思います。
中学校では、どこの高校に進学したいか?と、そのために向けての学力についての話しかしないので、今回の様に収入、男女格差など実際の事例があって、大学や就職、その後の生活も考えさせられるような始動が早期からあると、とても良いと思います。