祝! 第100回記念図書館朗読会 が粛々と

ナマステー(こんにちは)!クシローネです。

今日の挨拶はインドやネパールで交わされるサンスクリット語からスタートしてみました。
寒い日だなぁ、って思ったら雪が降ってたね。朝、夕の通学に手袋が欲しいよ~。

紅葉の季節も過ぎ、次の季節へ移り変わる11月。今日11月8日(日)は、昨日に引き続き釧路高専でイベントが開催されたよ。

今回の催しは「釧路高専 第100回記念図書館朗読会」。
えええ!?
第100回?
もう一度お聞きします、第100回!?
なんと、釧路高専では2009年5月に第1回として、朗読会を開催して、その後はほぼ毎月開催。そしてこの度、記念すべき第100回が行われたんだ。
僕もその朗読会のステージを見学に行ってきました。

場所は,校内にある図書館ホール。普段は学生が自習したり談話したりするフリースペースを会場に。
前日からステージ設置などの準備や当日の会場案内や受付など学生たちがお手伝いしてくれたんだ。とっても助かったし、みんなで作り上げるのって素晴らしいね。

*ステージ↓

*茶道部が活けてくれたお花↓

*会場受付の様子とたくさんの来場者↓

*これがプログラム↓

ページを開くと


*見て見て,盛りだくさんな内容だよ!!↑

朗読だけでなく、落語やフルート演奏、そして公開対談も。
これは楽しみだ~♪

*まずは,図書館長 池田先生からご挨拶。↓

コロナ禍で中止の心配もしていたけど無事、100回目を迎えられてほんと良かったな、と挨拶を聞いててしみじみ。

さぁいよいよ始まるよ。
まずは、情報工学分野2年、浮世亭狂楽さんによる落語「二人旅(ににんたび)」

*おかしくて、笑って笑って僕、はみ出ちゃってます?(笑)↓

 

次に、建築学分野4年 岡本玲奈さん朗読の「ガーデン」(千早 茜 /著)。
*すごい,落ち着いている~!物語に引き込まれていく。↓

 

続いての朗読は、釧路で活動しているリーディングサークルVEGA代表の和田 ひろみさん。釧路が舞台の小説「海霧」(原田 康子 /著)を読んでいただきました。

岡本さんのフレッシュな朗読、そして和田さんの落ち着きのある情緒あふれる朗読。
読まれる方で小説に様々な表情が生まれて朗読って、奥が深いなぁ~~。

 

朗読が終わり、小田島先生から作品についての解説がありました。

今回朗読の作品はどちらも北海道出身の作家さんなんだよね。このお二人の作家のみならず、近年は北海道出身の作家さんが数々の受賞作を生み出していて、北海道が文学界でも注目を浴びているんだって。
僕も小説書いてみようかな~、えへへ。

 

第2部へ進む前に、電子情報システム工学専攻2年 島谷 翼さんによるフルート演奏で小休憩
*フルートの音色に癒される~~♪。↓

 

1部で登場した「海霧」。北海道新聞をはじめ、全国の地方新聞の新聞小説として掲載されたってことはみんな知ってた?その新聞小説の挿絵を描かれた、日本画家の羽生 輝さんにお越しいただいて、第2部は公開対談が行われたよ。聞き手は、小田島先生です。
羽生先生は、釧路市出身で中学・高校の美術の先生という経歴をお持ちの画家。

昭和46(1971)第46回道展にて新人賞

昭和47(1972)第1回釧新郷土芸術賞
           第47回道展にて北海道教育長賞
           維進堂賞受賞
昭和51(1976)第50回道展にて会友賞 
平成 5(1993)第20回創画展にて創画賞
平成 6(1994)東京セントラル美術館日本画大賞展にて優秀賞
           第28回現代美術選抜展
           第7回上野の森美術館「日本の自然を描く」展にて
          JR東日本賞
           釧路市文化奨励賞 
平成19(2007)第34回創画展にて創画賞(最高賞)
           北海道文化奨励賞 
平成20(2008)第35回創画展にて二年連続創画賞(最高賞)

等々‥‥‥羽生先生は多数の賞を受賞されています!

小説のイメージ、作家原田康子さんの思い描くものを、真摯に受け止めて形にする、羽生先生。時には原田康子さんと何度も意見を述べあうこともあったなど、当時の創作活動の思い出を、身振り手振りを交えてユニークにお話しくださいました。

作家「原田康子」と画家「羽生輝」、舞台は違うけれど同じ芸術の世界で力を振り絞ってきた、創作活動の舞台裏の話を聞けて、とっっっっても貴重な時間でした。
原田康子さんと羽生先生の深い絆を感じました。

*実際に原画を紹介しながらエピソードを語られる羽生先生↓

もっともっと、お話を聞いていたかったけど、あっという間に終了の時間。
まさに、100回記念にふさわしい素晴らしい朗読会だったなぁ~。

 

僕はいつも秋と言えば「食欲の秋」がメインなんだ。食いしん坊だし文才も絵心もないからね(笑)
でも「朗読」という側面から「芸術」に触れる事もできるんだって知って、アートが身近に感じた日だったな。
釧路高専の朗読会はこれからも続きます。きっと200回記念、300回記念の時は今回と違ったスタイルで朗読会がおこなわれているんだろうなぁ。楽しみだね。
ぜひ、次回以降の朗読会に参加したい、聞いてみたいという方は、釧路高専図書館におたずねくださいね☆

さぁ、次はどんな芸術に触れられるかな~~~。

またね~