公開講座『桜木紫乃「ホテルローヤル」の世界』を開催しました

あっという間に1月がおわってもう2月!まだまだ2021年という表現に慣れないクシローネです。

今回は小田島先生による公開講座についてお届けするよ!それではどうぞ!

 

1月31日(日)に,釧路市中央図書館で公開講座『桜木紫乃「ホテルローヤル」の世界』を開催したよ。
釧路文学館の企画展「映画になった小説たち」の企画の1つとして,釧路高専と釧路文学館とが共同で開催したんだ。

 

この講座は昨年11月に公開された映画「ホテルローヤル」と,その原作者である釧路市出身の作家,桜木 紫乃さんの同名小説を題材としたよ。
桜木 紫乃さんの小説「ホテルローヤル」は釧路に建つホテルを舞台にした,7つの短編からなる小説で,2013年には直木賞を受賞したんだ!

 

この講座は「朗読」と「講義」の2本立てで行われたよ。
第1部は「朗読」。短編の7つ目「ギフト」の一部が朗読されたんだ。
朗読を担当したのは釧路市中央図書館対面朗読ボランティア「リーディングサービスコスモス」に所属するお二人。様々な登場人物の心情や,釧路の情景が目に浮かぶようだったよ。

 

第2部は「講義」。講師は一般教育部門の小田島 本有 先生。映画と原作小説の違いや作品の発表順と掲載順の差,登場人物たちの共通点など,様々な視点から語られたんだ。
小田島先生は「桜木さんの作品は1度読んで終わるのではなく,何度も繰り返し読むことで新しい発見が生まれる」と話していたよ。

 

釧路文学館の企画展「映画になった小説たち」では,もう1つ,「函館市出身の作家,佐藤 泰志さんの作品「海炭市叙景」を題材にした公開講座を企画しているんだ!こちらは3月14日(日)に釧路市中央図書館で開催予定だよ!詳細はこちら

ぜひ来てほしいな♪
今回はこの辺で!またね~